NGその1.安売り・特売にあわせて買い物する
食費・日用品費はもちろん、服やコスメを買うときも、「特売」「安売り」には要注意です。
もともとは買う予定がなかったものでも、お得感から“つい”買ってしまうケースは貯まらない人にありがちな行動です。
出会わなければ買わなかったハズのものは、どんなに素敵なものでも余計な支出。家計が苦しくなり、貯金がうまく増やせない原因になります。
これからの時期は、歳末セールに初売りと誘惑がたくさん。どんなに特売でも、「必要なもの以外は買わない」強い心を持つことが大切です。
ちなみに、安売りや特売に左右されない買い方は食料品にも言えること。特売日を狙うよりも、冷蔵庫内の食材をすべて使い切ったタイミングで買い出しする方が、食材ロスは圧倒的に少なく済みます。
NGその2.買い置きが多すぎる
日用品は食品のように賞味期限がないため、ストック買いに注意しなくてはなりません。
万が一に備えるのは大切ですが、買いすぎはNG。出費が増えて、貯金にまわすお金がなくなります。
“ストックがなくなる不安“から余分に買ってしまう方は、ふだんの使用量や消費ペースをつかみましょう。
5人家族のわが家の場合、トイレットペーパーは2倍巻きが1.5パックあれば1ヵ月生活できます。
「2パック買っておけば余裕がある」と思えば、何パックも買わなくても大丈夫と安心できるので、余計に買う必要がありません。
適正量を知った上で、+αの日用品があればそれ以上のストックは回避できます。まずはどれくらい日用品を使い、買っているかを見直すことから始めましょう。
NGその3.ものが捨てられない
ものを大切にするのはいいことですが、あまりに捨てられないのはどうでしょう。
必要ないものが家中に散らばっていると、片付けに使う収納にもお金がかかります。物量が多いほど失くしやすく、二重買いでお金をムダにすることも……。
まもなく年末。2024年も残りわずかに差し迫った今こそ、不要なものを手離す絶好のタイミングです。
「1年使わなかったものは手離す」をベースに、必要なもの・大切なもの以外は捨てると、片付けはサクサク進みますよ。
家も家計もすっきり整えて
特売やセールに踊らされ、ストックなどのものに囲まれた生活は、時間とお金が流れてしまいます。
2024年も残すところ、あとわずか。家の中と家計はすっきり整えて、来年は「貯まる1年」を目指しましょう。