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光熱費を抑えたい人へ。請求額が気になる夏休み中の“ガスの節約術”3つ「見落としてた…」

働く・学ぶ

2025.08.12

夏休みは何かと出費が増える季節。この時期、光熱費を少しでも抑えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。気づかないうちに増えてしまいやすいのが、“ガスの消費量”です。今回は、越後天然ガス株式会社さんに、ガスの無駄な消費につながる「意外と見落としがちなポイント」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……越後天然ガス株式会社

越後天然ガス株式会社は新潟県新潟市秋葉区に本社を構え、都市ガス事業と電気の小売り事業を展開している。昭和7年の創業以来「安全・安定・安価」を経営理念として掲げ、地域密着のエネルギー供給事業者の視点から、サスティナブルな地域づくりに向けた課題に着目。再生可能エネルギーを活用するなど、地域の未来に貢献する取り組みを進めている。

ガスの無駄な消費につながる「見落としがちな3つのポイント」

毎日の料理やお風呂で使うガスは、気づかないうちに無駄遣いしていることがあるかもしれません。無駄な消費を防ぐためには、意識しておくとよい「3つのポイント」があります。意外と見落としがちなポイントなので、この機会にぜひ見直してみてくださいね。

1.ガスコンロの「バーナー部」を定期的に掃除する

ガスコンロのバーナー部分が汚れている出典:stock.adobe.com

ガスコンロのバーナー部分が汚れていると、火力が弱まり、余計にガスを消費してしまう原因になります。さらに、汚れを放置すると根詰まりを起こし、必要な時に点火しにくくなる恐れもあるため、注意が必要です。

週に1回程度はバーナー部分を取り外し、使い古しの歯ブラシなどで水を使わずに磨くだけでも十分に汚れを落とせます。定期的に掃除することで、火力を安定させて効率よくガスを使えるようになるため、調理時間の短縮や仕上がりのムラ防止にもつながります。

2.季節や場所に合わせて「給湯器の設定温度」を見直す

設定温度の見直し出典:stock.adobe.com

意外と盲点なのが、給湯器の設定温度です。一年中同じ温度設定にしているご家庭も多いのではないでしょうか?
実は、季節に合わせて給湯温度を調整することで、大幅なガスの節約につながります。特に夏場は気温が高く、冬ほど熱いお湯を必要としないことも多いため、設定温度を「42度」から「38〜40度程度」に下げるだけでも、ガスの使用量を抑えられます。

また、浴室とキッチンで温度を分けて設定できる場合は、使う場所に応じて細かく調整するのもおすすめです。

3.入浴の「間隔」を空けない

入浴の間隔をあけない出典:stock.adobe.com

家族が複数いる場合は、できるだけ間隔を空けずに続けて入浴することで、ガス代の節約につながります。間隔が空いてしまうと、浴槽のお湯や浴室内の温度が下がり、追い焚きが必要になったり保温時間が長くなったりするため、ガスの消費量が増える原因になります。特に寒い季節は、なるべく入浴時間帯を集中させるようにすると、余分なエネルギーを使わず効率的です。夏場を過ぎても、意識しておきましょう。

これらの3つのポイントを意識すると、日々のガスの消費を効率よく抑えることが可能です。小さな工夫を積み重ねることで、節約効果がぐっと高まりますよ!

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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