(1)お金の計画を立てる
貯金が得意な人の中でも、年間100万円を超える貯金に成功している人は、お金の計画を立てて生活している人が多いものですよ。
例えば、週末に外出する予定を入れたなら、外出先でいくらぐらい使う予定なのかなど、お金の計画をある程度先に立てておくのです。
一方、貯金が苦手な人は、行き当たりばったりに思いつきで支出をする傾向があり、行った先で「こんなにお金を使って大丈夫だろうか」と不安になるような人が多いようです。
あらかじめかかるお金を想定する習慣をつけることで、安心してお金を使えることにもつながり、お金を使っても貯金ができる習慣ができるものですから、無計画な支出をしている自覚がある人は、改めてみてはいかがでしょうか。
(2)先の見通しをつけて行動する
貯金が得意な人は、数カ月後に大きな支出がある、年末に向けてこれぐらいの資金は確保しておく必要がありそうだなど、大きな支払いの見通しも数か月前から見当をつけて行動している人が多く見られます。
そのため、数カ月後の支出のために、今月は外出を控えようなど、行動の選択にもルールを決めている人が多い傾向がありますよ。
一方、貯金が苦手な人は、大きな支払いがあるということは把握していても、具体的な準備をしないままに支払日を迎えてしまう人もいます。慌てて借金をしてしのぐといったことを繰り返しているうちに、雪だるま式に支払いが増えてしまう人も。
先の見通しをつけて行動しない習慣がある人は、よほど収入が多い人でない限りは、年齢を重ねるごとに生活が苦しくなってしまう傾向があります。貯金が苦手な人ほど、これから数カ月のうちにどれだけ大きな支出があるか書き出し、そのために毎月いくら貯めなければならないなど、大きな支払いのための計画を早めに立てる習慣をつけましょう。
(3)無駄遣いのルールを決めている
貯金が得意な人は、まったく無駄遣いをしないのではなく、ある程度の無駄遣いを楽しむ心のゆとりを持っていることが多いものです。
例えば、子どもがゲームセンターでゲームをするための資金は、内心では無駄遣いではと思いつつも、子どもが楽しみにしているからここまでは出してあげよう、ただしこれ以上は使い過ぎなどのように、ある程度までの無駄遣いを許容するルールを設けているのです。
一方、貯金が苦手な人は、子どもにせがまれれば際限なく欲しいものを買い与えたり、反対に何でもお金がかかるからダメと厳しくなりすぎたりと、無駄遣いに対して極端になってしまいがち。
無駄遣いを全くしないと、ストレスがたまり、リバウンドも起こりやすくなるものですから、ある程度の無駄遣いを意図的に行いストレスを溜めすぎないようにすると、貯金上手になる可能性が高まりますよ。
貯金が得意な人ほど、お金のルールを決めている
一般的な収入の中から年間100万円以上など、まとまった貯金に成功している人ほど、無計画な支出は少ないものです。
こうすれば貯金に成功できるというルールが確立しているからこそ、継続した貯金にも成功しやすくなるのです。
貯金ができるようになりたいと考えているなら、まずは日々のルーズな支出を減らすことから始めましょう。