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やりすぎはリスクもある…!プロが教える続けやすい「食費の節約術」

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2026.01.15

「家計の節約をしなきゃ」と意気込むと、まず食費から節約を始める方も多いでしょう。しかし、やりすぎな食費の節約は、実は危険なことをご存じでしょうか。今回は、あなたにぴったりな食費の節約金額をチェックしていきましょう。

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みんなの食費はどのくらい?

まずは、日本人の1ヶ月の平均食費をチェックしていきましょう。家計調査によると、2人以上世帯の平均食費は、以下の通りとなっています。

  • 2025年8月の平均食費  :94,516円
  • 2025年9月の平均食費  :87,795円
  • 2025年10月の平均食費:90,009円

毎月の食費は、月によって変動しますが、大体8万円代後半~9万円代で推移しています。2人以上の世帯では、少なくとも食費は8万円以上かかっている家庭が多いと認識しておきましょう。

食料イメージ出典:stock.adobe.com

食費の節約しすぎは要注意

インターネット記事などで、「月食費3万円に抑える方法」「食費を半分にする方法」など、食費を大きく節約する記事が多く見られます。もちろん、無駄遣いせずに、日々適切な食費の節約に励むことは大切です。しかし、やりすぎな食費の節約は、実は危険なことをご存じでしょうか。食費の節約で注意する点を確認していきましょう。

  • 節約しても、栄養バランスのとれた食事にする
  • インスタント食品、レトルト食品を多用しない
  • 古くなった野菜や、1ヶ月以上前に冷凍した肉などは使わない
  • 育ち盛りの子どもがいる場合、空腹を無理に我慢させない

食費を節約するために、栄養が偏った食事にしたり、インスタント食品を多用するのは本末転倒です。特に、お子さんがいる家庭では、節約を意識しすぎて、肉や魚など単価が高い食品を少なくして、納豆や豆腐など単価が安いものばかり食べさせるようでは、子どもの発育に影響を与える可能性もあります。

食事をする子ども出典:stock.adobe.com

さらに、お子さんが学校から帰宅後に、「お腹がすいた」と言うこともあるでしょう。「お腹がすくなら給食をおかわりして食べてきて」「夕食までは我慢して」など、空腹を無理に我慢させるのもNGです。エネルギー不足となった子どもは、勉強に集中できなかったり、イライラしたりと、体調やメンタルに悪影響を与えます。食費の節約を頑張るあまり、家族が体調不良にならないように、注意する必要があります。

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わが家にぴったりな節約額

食費の節約は、小さなところからコツコツと行うのが大切です。例えば、現在毎月9万円を食費に使っている場合、まず食費を月8万円にすることを目標にしましょう。月に1万円の食費を節約するには、1日に換算すると、約333円を減らせばよいことになります。毎日333円を減らすなら、あまり苦労せずに、また栄養バランスや食事の質を落とさずに、節約することが可能でしょう。

これを「食費を月3万円にする」「食費を半分にする」と一気に節約しようとすると、節約の上手なノウハウがないので、食事の質を大幅に落としてしまうかもしれません。自分たちの家計に合った金額を目標にして、無理なく節約を行いましょう。

お弁当を作る女性出典:stock.adobe.com

まとめ

栄養バランスがとれた食事は、健康で充実した毎日の基本となります。過度な食費の節約にならないよう注意して、家計管理を行うことが大切です。また、食費以外にも、上手に節約できるポイントがないかなど、自分にあった方法で節約をしていきましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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