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季節で対策は変わる。「冬の電気代が高い人」がやりがちなエアコンの“NG行為3つ”「冬休みに備える」

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2025.12.23

節約生活スペシャリストの三木ちなです。いよいよ冬本番、朝から晩まで暖房をつけっぱなしにしている方は少なくないでしょう。となると気になるのが、エアコンの電気代。ちょっとした習慣が、電気代がかさむ原因になるかもしれません。そこで今回は、冬に気をつけたい“電気代がかさむ”「エアコンのNG行為」を3つご紹介します。

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NGその1.室外機まわりに積もった雪をそのままにする

NG①室外機に積もった雪を放置する出典:stock.adobe.com

特に寒い地域では、屋外に設置している室外機に雪が積もります。ここに雪が積もったまま放置すると、うまく空気を吸い込めずエアコンの運転効率が下がる原因に……。部屋がなかなか暖まらないのに電気代だけが上がるという、非効率な運転につながります。

日の当たらない雪が溶けにくい場所に設置している場合は、特に注意が必要です。室外機に積もった雪はそのままにせず、こまめに取り除くだけでもエアコンの暖房効率は改善します。

NGその2.室外機をカバーで覆いっぱなしにする

NG②室外機にカバーをつけっぱなしにする出典:stock.adobe.com

夏の間は、日差し避けとして便利な室外機カバー。しかし、それほど陽射しが強くない冬の間は、カバーなしでも問題ありません。むしろ、冬の暖房運転中に完全に覆ったままにしてしまうのはNGなんです。
カバーがついていると空気の流れが悪くなり、熱交換がうまくいかなくなるおそれがあります。冬の間はカバーを外しておくと安心です。ただ、積雪地域では防雪フードなどで覆い、雪対策が必要です。

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NGその3.床冷え対策をしない

NG③床冷え対策をしない出典:stock.adobe.com

「暖房をつけているのに足元が冷たい……」と感じるのは、冬あるあるですよね。
暖かい空気は上にたまる性質があるため、対策をしないと床はひんやりしたまま。そうなると体感温度が下がり、エアコンの設定温度をムダに上げたくなってしまいます。
ラグやカーペットを敷く、断熱シートを使うなど、足元を冷やさない“床冷え対策”をするだけでも、暖かさはずいぶん違います。体感温度が上がることで、設定温度を下げられます。部屋全体を強く暖めるよりも効果的で、省エネにもつながります。

室外機まわりのチェックや床冷え対策を取り入れよう

冬はエアコンの電気代がかさみがちですが、工夫しだいでムダな電力の使用を抑えられます。まずは室外機まわりを見直して、床冷え対策を行いましょう。
節電しながら冬を快適に過ごすために、できることを取り入れてみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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