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「光熱費を低く抑えている人」がしている“3つの工夫”「3つ目は気にしてなかった…」

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2025.02.06

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。寒さが気になる季節は、光熱費が気になる人も多いものです。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、光熱費を抑えている人がしているちょっとした工夫をご紹介します。

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(1)衣類でも調節する

靴下を履く人出典:stock.adobe.com

寒さの厳しい時期は、暖房に頼りっぱなしな人も多いと思いますが、設定温度を1度下げるだけでも節約になると知っていながら、実行していない人も多いのでは?

そのような人は、設定温度を変えることを面倒くさがっていたり、部屋のなかで暖かく過ごすための工夫を取り入れていなかったりすることも多いものです。

寒さを我慢しながら設定温度を下げる必要はありませんが、いつも同じ設定温度のままにせず、暖かい日は温度調節をする、寒いときは暖かい衣類などを一枚着こむなど、簡単にできることから取り入れると、設定温度を下げても快適に過ごせることが多くなるはずですよ。

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(2)夜間のつけっぱなしに気を配る

エアコンをつける人出典:stock.adobe.com

寒さを感じる日中のエアコンなどは仕方のないものですが、暖かい布団にくるまっている時間帯にもエアコンをついつけっぱなしにして寝てしまい、朝方のどの不調にさいなまれたり、暑くて布団を無意識にはいでしまったりする人もよく見られます。

もちろん、必要だと思う時間帯のエアコンまで消す必要はありませんが、夜間の消そうと思っているのに、消し忘れてしまうような習慣を改めるだけでも、光熱費の節約になるでしょう。

つい消し忘れてしまうことが多い人は、タイマーをかける習慣をつけるだけでも、節約になりますよ。

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(3)使用量を確認する

明細出典:stock.adobe.com

光熱費の節約に関心がない人は、大まかな光熱費を確認するだけで、使用量までは確認していない人が大半です。

光熱費が高すぎると思うなら、前年との使用量を比較し、使用量が前年に比べて多いために光熱費が高いのか、使用量はそれほど変わらないのに単価が高くなったことで光熱費が高くなっているのか確認することから始めましょう。

単価の上昇により光熱費が高い場合は、今行っている節約術に加えてさらに何かを行わなければ光熱費を節約することが難しいと推測できます。また、使用量が多いことで光熱費が高い場合は、前年よりも寒さが厳しいなど気候上の事情がある可能性もありますので、暖かさを感じる日の節約に力を入れる方が効率的かもしれません。使用料を確認することで、より効率的な方法に気付けることもありますよ。

光熱費が高すぎる人は見直して

光熱費の節約出典:www.photo-ac.com

寒さが厳しい時期は光熱費の上昇が気になるものですが、光熱費が高すぎると感じるならば、ストレスなく節約できるところを見直すことから始めましょう。

無理なく継続できることを選んで節約することで、これ以上節約するのは難しいなどの限界点も見えてくるはずです。これ以上の節約は難しいと感じたら、節約はその他の支出で行うなど、家計全体で支出を調節することも大切ですよ。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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