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「お金を貯められない人」ほどスーパーの“割引食品”を買うワケ

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2024.07.06

夕方スーパーに行くと、お惣菜やお刺身などに、割引シールが貼ってあることがありますね。割引商品はお買い得だと感じ、アレコレ買い物をする人もいるかもしれませんが、実はこれは、無駄使いにつながるNG行動です。今回は、スーパーで賢くお買い物をするポイントについて確認していきます。

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スーパーの割引商品を買う人の特徴

夕方以降、食材が割引される時間帯に合わせ、あえて夕方の時間を狙ってスーパーに行く人もいるかもしれません。

割引シール出典:stock.adobe.com

しかし、スーパーの割引商品を買う人は、実は必ずしも節約上手ということではありません。もしかすると、無駄なものまでついつい買ってしまう、逆に「お金が貯まらない人」の可能性があります。

割引商品を買う人がお金が貯まらないワケ

図解

いかがでしょうか。自分が「お金が貯まらない人」の買い方に当てはまっていないでしょうか。

お金が貯まる人は割引商品を目当てにして買わない

逆にお金が貯まる計画性のある人は、スーパーではあえて割引商品を買いません。

もともと買う予定だった商品に割引シールがついていたら、それはもちろん購入しますが、買う予定になかったものまで買ってしまったり、多めにストックを買うということはしないでしょう。

買い物出典:stock.adobe.com

スーパーでの割引率は高くても半額、大体20~30%くらいが多いですね。例えば、500円のお刺身パックが20%引になっていた場合、割引金額は100円です。いくら割引されていると言っても、当初予定になかったお刺身を購入すると400円の出費となります。

それよりも、夕食の献立を決めてから買い物計画を立て、必要な食材だけを買った方が、400円の無駄な出費をしなくてすみます。

スーパーでの賢い買い物の仕方3選

では、お金の管理が上手な人のスーパーで無駄なく買い物をするときのポイントを確認しておきましょう。

事前に買い物リストを作成する

買い物リスト出典:stock.adobe.com

スーパーに限りませんが、無駄使いをせずに買い物をするには、事前に買うものを計画しておくことがおすすめです。

「今日はカレーの予定なので、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉、カレールーだけで大丈夫」といった計画で大丈夫です。

もしも、割引シールが貼られたお刺身や、コロッケなどのお惣菜が売っていても、「今夜はカレーだから必要なし!」っ買うもの厳選することができます。そして、無駄が出費を減らすことが可能です。

買い物リスト以外の物は購入しない(割引商品を買わない)

割引シール出典:stock.adobe.com

また、お金の管理を上手にするためには、食材のストックをあまりしない方が良いケースがあります。野菜や肉などの食材は、冷凍しない場合、日持ちがせず、2、3日で使えなくなってしまうこともありますね。

ストックを買いすぎない

冷蔵庫を開く女性出典:stock.adobe.com

大容量パックを購入すると単価が安くなり、お得に買い物ができるイメージがありますが、使い切れないと大きなマイナスとなります。

もちろん人によって異なりますが、計画を立てて買い物をしたり料理をするのが苦手という場合は、あえてストックを買いすぎない方が、簡単に無駄使いを減らすことができます。

まとめ

スーパーの割引シールは主婦の強い味方ですが、実際は、無駄使いをしてしまう可能性がある危険なシールでもあります。今回ご紹介した通り、スーパーでは事前に計画を立てることで、無駄なものを買うことを防ぐことができます。ぜひ割引シールに翻弄されずに、スーパーでは計画的な買い物を心がけ食費を節約していきましょう!

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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