夏休みは出費がかさむ……
子どもがいると、夏休みのための出費を避けることは難しいですよね。とはいえ、際限なく出費が増えすぎてしまうのも困ってしまいます。
今回は、「小学生の子どもがいる家庭が夏休みに気をつけたい出費」を紹介します。小学生のお子さんがいらっしゃり、夏休みの出費を増やしすぎたくない人は参考にしてみてくださいね。
(1)際限のない毎日のおやつ代と昼食代
子どもが夏休みに入ると、途端に増えるのが食事に関する支出です。学校がある時は、給食で済ませられていた昼食も準備しなくてはなりませんし、自宅で過ごす時間が増えることでおやつの量が増えることもあるかもしれません。
このような支出が夏休みになると増加すると見越して、夏休み中は毎日弁当を手作りする、おやつは買い置いたもので済ませるなどの工夫をしている人も多いものです。
一方で、昼食の準備が面倒で外食ばかりになってしまったり、おやつの準備がなく、あわててコンビニで割高なおやつを用意したりと、場当たり的な対応で済ませている人もみられます。このような人は、必要以上に夏休みにかかる支出が増加することもありますから、気をつけてみてくださいね。
(2)暇つぶしに使うお金
夏休みの思い出作りもかねて、さまざまなレジャーを計画するのは楽しいことです。夏休みならではの計画に、子ども達が楽しそうに喜んでいる顔を見ると、親としても嬉しくなりますよね。
とはいえ、意外と“長い”と感じるのも夏休みならでは。「今日どうする? することないし、ヒマだからショッピングモールにでも出かけようか」などと、目的も計画もなく親子でフラフラとでかけてしまうと、思わぬ出費の増加につながりやすいものです。
出費をいくら増やしても心配のない人は、わざわざ行動を規制する必要はありません。しかし出費が増加しすぎることが気になるなら、思い出作りのレジャーには奮発しても、ヒマつぶしに奮発しすぎることのないように気をつけましょう。
(3)支払いを気にしない無計画な出費
せっかくの夏休みだからと、奮発したくなる気持ちは分かります。とはいえ、支払いのことを考えずに、無計画に何でも購入し、あとから支払い額を見てびっくりするという浪費癖のある人も多いものです。
特に、子どもの夏休みと大人の夏休みが重なる時期は要注意です。大人も長期休みにはいった解放感から、ついついお財布のひももゆるみやすいものですよ。
あらかじめ計画しているレジャーに奮発するなら計画の範囲内ですが、思いつきで大きな買い物をしてしまったり、友人からの誘いにのりすぎてしまったり、日頃から家計管理していない人ほど、無計画な出費が重なりすぎないよう気をつけてみてくださいね。
小学生の子どもと夏休みを有意義に過ごそう
子どもと過ごす夏休みは楽しいものである反面、出費が気になる時期でもあります。必要以上の出費が積み重なると、年末に向けて家計が苦しくなる原因にもなってしまいます。
いくら支出が増えても気にならない人は構いませんが、必要以上の出費を抑えたいなら、充実した夏休みを過ごせるよう、子どもの夏休みの宿題だけでなく、お金の使い方も計画的に進めましょう。