(1)煮込み料理が多くなりすぎる
寒い季節は暖かい料理が食べたくなるものではありますが、煮込み時間の長い料理ばかりを選んでいると、どうしてもガス代は高くなりがちなものですよ。
寒い冬場こそ温かい料理を作りたい気持ちは大切にしつつ、ガスコンロを使っていて高すぎるガス代が気になる人は、圧力鍋などを利用して調理時間を短くするなどの工夫を取り入れてみてはいかがでしょう。
煮込み料理の温め直しの回数が増えることもガス代が増えることにつながりますので、いただくときは家族そろって食べるなど、コンロでの温め直しの回数を減らす工夫も取り入れると、さらに効果的ですよ。
(2)床暖房を長時間使いすぎる
キッチンのそばにあるダイニングやリビングに床暖房が設置されているご家庭もあると思います。
冬場は足元の冷えが気になるものですから、足元から温めてくれる床暖房は、ありがたい存在ですよね。
とはいえ、床暖房を使いながらエアコンも稼働させて……と一度に稼働させる暖房が多くなるほど、ガス代だけでなく、電気代もうなぎのぼりになることも。
もちろん、つらい寒さを我慢してまで床暖房を控える必要はありませんが、ガス式の床暖房をお使いの家庭で、冬場のガス代がびっくりするような額になってしまうと悩んでいるなら、稼働時間を意識する、温度設定を弱めにするなどの工夫も取り入れてみてくださいね。
(3)給湯温度が高すぎる
体をしっかり温めるためにも、お風呂のお湯の温度は下げたくない人もいるでしょうが、キッチンでお皿を洗う時の給湯温度はどうでしょうか。
お風呂の温度と同じように高めの温度にしたまま、長期間変更していない人も多く見られます。
高すぎるガス代が気になる人で、お皿を洗う時の温度は冷たくなければ十分と考えられる人は、お皿を洗う時は低めの温度設定にする、冬場にしては暖かいと感じる日は温度を低めに設定し直すなども検討してみると良いでしょう。
ただし給湯温度に関しては、低すぎるとシングルレバー混合水栓やサーモスタット混合水栓に負担がかかり、故障する恐れがありますので、実際使うお湯の温度より高めの50〜60℃を目安にしましょう。
さらに、お皿のつけおきは水で、すすぎはお湯でするなど、使い分けるとより効果的ですよ。ガス代は、毎日少しずつ節約できるところから意識すると、ガス代の大幅な上昇を防ぐことにつながります。
ガス代が高すぎると感じる時は見直して
高すぎるガス代を見直したいと感じる時は、まだ知らない裏技を探すよりも、基本的なことを実行することから始めると簡単ですよ。
基本的なことを行ってもガス代が高すぎると感じる時は、ガス会社や給湯器の見直しから始めた方が近道なことも多いもの。一通り試してみてもガス代が高すぎると感じる時は、こちらもあわせて確認してみてくださいね。