1. 入学準備にかかるお金
入学金を納めてひと安心……と思ったのも束の間、入学準備でまとまった費用が必要になります。 入学式のスーツ・靴・バッグ、パソコン、プリンター、教科書など、必要なものは多くあります。
特に教科書代やパソコンのスペックは学部によって違うため、かかる費用にも大きく差が出て注意が必要です。
わが家では、パソコンは学割が使えるメーカーの製品を選び、教科書は中古を探したり、ポイントがつくネットショップで購入したりして節約しました。
2. 資格取得にかかるお金
大学生の多くが取得する自動車運転免許は、通学の場合、AT限定で28万〜35万円程度、MT免許で30万〜38万円程度が相場です。合宿免許はオフシーズン(4〜6月、10〜12月頃)なら20万〜28万円程度と安くなりますが、春休みや夏休みは料金が上がり、通学と大差ないこともあります。
また、就職に直結する資格やスキルを身につけるために、 宅建士・簿記・ITパスポートなどのビジネス系資格を受験する学生も増えています。 大学によっては学内講座があり、民間スクールより安く受講できることもあります。
さらに、資格ではなくてもTOEICなど“スコア型の語学試験”を複数回受ける学生もいます。1回当たりの受験料は数千~1万円台ですが、何度も受験すると意外と負担になります。 CBT方式(パソコン受験)だと紙試験より安い場合もあり、受験しやすいのが特徴です。
3. 成人式・卒業式のお金
成人式は、男性はスーツや袴、女性は振袖で参加することが多いです。振袖のレンタルは店舗の場合20〜30万円前後が主流(ネットレンタルなら数万円台〜)です。着付け+ヘアセットは別途1.5万〜3万円程度(メイク込みで2〜3.5万円程度)が一般的な相場です。卒業式の袴レンタルは、女性(着物+袴のフルセット)で2万5千円〜5万円程度が多く、男性は3万〜7万円程度が相場です。着付け・ヘアセット代は別途かかる場合がほとんどです。
最近は「ママ振袖」をアレンジして着る学生も増えており、小物を変えるだけで現代風にできるので、費用を抑えたい家庭に人気です。
また、記念写真を写真館で撮る場合は3万円~10万円程度。平日や閑散期に割引を行う写真館もあるので、早めのチェックが安心です。
4. 就職活動にかかるお金
就活は3年生の春頃から始まり、長期戦になります。そのため、季節に合わせてスーツを複数そろえる必要が出てくることがあります。夏用スーツやシャツの洗い替え、体型の変化による買い替えなど、意外と出費がかさみます。
また、インターンや面接で遠方の企業へ行く場合は交通費も予算に入れておくと安心です。
5. 国民年金の負担
20歳になると国民年金の納付が必要になります。現在の保険料は1か月 17,920円(令和8年度)で、まとめて前払いをすると割引が受けられます。
学生は「学生納付特例制度」で納付を猶予できますが、猶予した分は将来の年金額に影響します。
追納は10年間可能ですが、3年を過ぎると加算金がつくため注意が必要です。親が実際に支払い、かつ支払い時点で子と生計を一にしている場合に限り、親の社会保険料控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。
※「生計を一にする」の判定については、国税庁または税務署にご確認ください。
大学生活では、学費以外にも 入学準備・資格取得・行事・就活・年金 など、さまざまな場面でお金が必要になります。 事前に知っておくことで、家計の準備がしやすくなり、慌てずに対応できますよ。ぜひ一度、試算してみてください!






