特集記事

「節約上手な人」が“買うのをやめた日用品”3つ→「代用できるんだ」「無理なく出費が減る!」

働く・学ぶ

stock.adobe.com

2025.10.23

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。物価高が続く中、日用品の値上がりも気になりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、「節約上手な人が買うのをやめた日用品」をご紹介します。

広告

特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

(1)皿洗いのふき取り用キッチンペーパー

キッチンペーパー出典:stock.adobe.com

食器を洗う前に、あらかじめ汚れを落としておくと水道代を節約することができます。しかし、その際にキッチンペーパーを利用していると、今度はキッチンペーパー代が意外とかさんでしまいますよね。

そんなときに便利なのが、新聞紙やチラシなど、処分予定の古紙です。これらを使えば、汚れを拭き取ることができ、水道代とキッチンペーパー代の両方を節約できます。

また、古紙が手元にない場合でも、洗い物の前に水に浸けておく工夫をすることで、キッチンペーパーを使わずに汚れを落とすことが可能です。たとえば、コップに注いだあとの残り水や、手洗い後に止めるまでの流水をボウルや桶にためておき、そこに食器をつけ置きすれば、こびりついた汚れも落ちやすくなります。

(2)お掃除シート

掃除用シート出典:stock.adobe.com

フローリングワイパー用の使い捨てお掃除シートは、一見すると便利ですが、1枚あたりのコストを考えると決して安くはありません。

そのような時におすすめなのが、使い古したタオルや衣類をカットしてシート代わりに使う方法です。これらをフローリングワイパーに取り付ければ、いつも通り掃除するだけでしっかり汚れを取ることができます。

掃除が終わったら布を水洗いして干しておけば何度でも使えますし、洗濯ネットに入れてまとめて洗濯機で洗えば、手間もかからず衛生的です。

広告

(3)排水口ネット

ステンレスの排水口出典:stock.adobe.com

キッチンやお風呂の排水口に使う使い捨てネットは、毎日のように取り替える必要があり、意外とコストがかかるものです。かといって、ゴミがたまるまで交換を控えると、衛生面が気になるという方も多いでしょう。

そのような時は、ステンレス製やシリコン製の洗える排水口キャッチャーを使用すると、使い捨ての排水口ネット代を節約することができます。

もちろん、使用後にキャッチャーを洗うことに抵抗がある人には向きませんが、少しでも出費を抑えたい人や、環境に配慮したい人におすすめです。

カビ取りスプレーに対応した素材のキャッチャーを使用すれば、排水口まわりの掃除のついでに一緒にお手入れできるので、衛生面も保ちつつ掃除の手間も軽減できますよ。

使い捨てをやめると節約になることも

日用品の節約出典:www.photo-ac.com

手間を考えると、使い捨てのほうが便利に感じる日用品もありますが、少しの工夫と手間を加えるだけで、日用品の出費を抑えられることもありますよ。

「毎回洗うのが面倒」「手間がかかるのは続かない」という人は、無理をせず、まずは自分が抵抗なくできることから少しずつ始めてみてくださいね。

広告

著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る