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「4月の新年度」まで見直すべき“3つの費用”「大きな支出に注意」「家計のムダを減らすコツ」

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2025.03.18

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。新年度が近づいてくると、お金のことが気になるという人もいますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から「新年度に見直すべき費用」をご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

(1)進級進学にかかる費用

進級、進学に関わる費用出典:stock.adobe.com

お子さんがいらっしゃるご家庭でまず見直してほしいのは、進級進学にかかる費用です。

進級や進学にあたり、今年度、どれだけの費用が必要かざっと見積もりを出しておくと、今後の家計管理に安心できます。

もちろん、進級や進学に関わる費用は節約のために削るのではなく、今年度にかかる費用を準備するために見直すのです。

例えば、今年度は修学旅行がある、進学のための制服購入がある、受験費用がかかる、など大きな額になると見込まれる支出を洗い出し、この費用は夏のボーナスから捻出しようといった計画を立てておくのです。

今年度の費用と比べて増えると見込まれる人ほど、早めの準備が大切ですよ。

(2)携帯電話の費用

スマホの費用出典:stock.adobe.com

新年度にあわせて見直しておきたい費用の1つが携帯電話をはじめとした通信にかかる費用です。

今年度新たに加入を検討している家族がいるなら、代わりにやめられる支出がないか見直すなども合わせて検討しておきましょう。

お子さんが社会人になるなら、これを機に携帯電話の費用は自分で支払ってもらえるように相談するなど、無理のない範囲で、何歳までどの費用を親が負担するのかについても検討してみると良いでしょう。

あわせて、現在の自分の契約プランについても見直すと、無駄のない通信費を維持することができます。

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(3)お小遣いの費用

お小遣いの費用出典:stock.adobe.com

最近は物価高もありますので、ついついお小遣いを際限なく増やしすぎている人も見られます。

最近の物価高を受けて、月いくら増額にしよう、などと計画的に増額しているならば問題ないのですが、物価高だから何でも高いのは仕方がないなどと考えて、無計画に支出が増えていると感じている人は要注意です。

最近のキャッシュレスの明細を眺めるなどして、およそどれくらいの小遣いを使っているのかを洗い出し、多すぎると思うほどの支出になっているなら、新年度を機会に小遣いに自分なりの制限をつくるなどの対策もオススメです。

お子さんがいらっしゃるご家庭なら、お子さんにせがまれるままに渡している小遣いがあれば、適切と考えられる範囲になっているか、改めて振り返ってみましょう。

親子ともに無制限に小遣いを増やしすぎないよう気をつけるだけでも、節約になるはずですよ。

新年度は支出を見直すチャンス

新年度の費用出典:www.photo-ac.com

新年度は、新しい生活が始まる人も多く、気持ちを新たにする人も多くなります。

そんな時ほど、改めて家計を見直すチャンスです。いつかやろうと思うだけにならないよう、具体的にどのような行動をとるかについても考えてみてくださいね。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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