1.「せっかくだから」の出費が増えている
夏は食費や電気代といった、暮らしに欠かせない支出が増えます。これだけでなく、帰省・旅行・レジャーなど、夏ならではのイベントで出ていくお金もあるでしょう。
こういった行事は特別感があるため、つい財布の紐がゆるみがち。高いな……と思っても、「せっかくだから」と出費がかさんでいませんか?
夏祭りの屋台や旅行のお土産など、衝動的にお金を使っていると財布はすぐ空っぽになります。気づけば数万円飛んでいた……と後悔することになりかねません。
娯楽やレジャーにお金を使う場合は、あらかじめ予算を決めておくことが大事。その範囲内で楽しめば、使いすぎは防げるはずです。
2.外食の頻度が増えている
暑くてコンロの前に立つのさえ、しんどい日々。わたしも「料理したくない」と毎日のように思っています(笑)。
だからといって、総菜や外食ばかりに頼るようなことはしません。夏の外食が増えるのは多少しかたがないとしても、「ちょっとした外食」が積み重なれば大きな出費に。わが家は家族5人、1回の外食で5,000円、お弁当でも3,000円近い出費がかかります。
そこでわたしは、外に頼るのではなく“家で頼れる食品”をフル活用! 冷凍うどんやパスタにそうめんなどを取り入れて、調理は電子レンジにおまかせします。これなら、手間と出費をおさえながら自炊が続けられますよ。
3.なんとなくの外出が多い
夏休みの子どもとの過ごし方は、子育て中の親にとって尽きることがない悩みでしょう。これだけ暑いと「とりあえずショッピングモール」へ行きたくなりますが、この“なんとなくの外出”が家計をじわじわ圧迫します。
用もなく買い物へ行くと、交通費に加えて飲み物代やお菓子など、無意識の出費が発生しやすくなるんです。特に冷房の効いた屋内施設は快適すぎて、つい長居してショッピングしてしまった……という経験は誰しもあるはず。わが家の場合、ほぼ毎回アイスをねだられます(笑)。帰りが遅くなれば惣菜やお弁当を買って帰ることに。これでは悪循環です。
夏のお出かけは、たとえショッピングモールでも計画的に! 「今日は家で宿題日」など予定を決めて、別日に「ショッピングモールに映画を見に行く」など、きちんと予定を決めて出かけます。なんとなくの時間にお金をかけない。それが、ムダ遣いを防ぐ第一歩です。
なんとなくの出費「使途不明金」を減らそう
夏の出費が増える人は、「なんとなく」「せっかくだから」という曖昧な理由で財布を開いてしまう傾向があります。支出をおさえるためにも、お金の使い方は計画的に、予算を決めておきましょう。
やりくりが大変な今こそ、お金の使い方を一度立ち止まって見直すチャンス。赤字にならない夏を過ごすために、少し意識を変えてみませんか?