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どっちが節電になる?「エアコン」の意外と知らない“冷房と除湿の使い分け方”

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2024.06.02

節約生活スペシャリストの三木ちなです。まもなくやってくる梅雨の時期。エアコンを使い始める方も少なくないと思いますが、ここで気になるのが「冷房vs除湿」。どちらが節電になり、快適に過ごせるのでしょうか。ここでは、意外と知らない「冷房・除湿の使い分け方」についてご紹介します。

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冷房と除湿、なにが違う?

エアコン出典:stock.adobe.com

そもそも、冷房と除湿はどう違うのでしょうか。
じつは、冷房も除湿も“空気を取り込んで冷却し、室外に出す”というしくみ自体は同じ。冷房・除湿どちらを選んでも、部屋が冷えるのはこのためです。
ただ、異なる点は「目的」にありました。

・冷房…温度を下げる
・除湿…湿度を下げる(湿気をとる)

エアコンによっては「冷房除湿」機能が備わっているものもあります。このタイプは、
はじめは室温が下がるまでは温度を下げ、設定温度近くまで室温が下がったら湿気をとりのぞくモード切り変わるというもの。まさに、冷房と除湿のいいとこどりです。

「冷房vs除湿」どっちが節電になる?

エアコン出典:stock.adobe.com

冷房と除湿は似ているようで、運転の目的がすこし異なるもの。
さらに除湿には、微弱な冷房運転で目標の湿度まで下げる「弱冷房除湿」と、部屋の空気を室内機の中で冷やし除湿した後、温度が下がり過ぎた空気を温めて室内に戻す「再熱除湿」があります。この除湿の種類は、エアコンによって異なります。
電気代は「弱冷房除湿>冷房>再熱除湿」の順に安くなりますが、一概にどちらがお得とは言えません。

重要なのは、環境に応じて運転を使い分けること。高温多湿状態になる真夏は「冷房」で設定温度を高めにし、低温多湿な梅雨の時期は「再熱除湿」がおすすめです。

冷房と除湿をうまく使い分けて

エアコンの冷房・除湿は、どちらも室温を下げるときに稼働させますが、目的の優先度が異なります。室温や湿度など「なにが不快なのか」、部屋の状況にあわせて適切な方を選ぶことが大切です。
節電を意識しつつエアコンを活用して、快適な梅雨・夏を過ごしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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