(1)部活の費用
高校でも部活に入りたいと考えるお子さんも多いでしょう。
高校生にもなると、中学生の頃と比べ、さらに本格的に活動する部活もありますから、なかには中学生の頃とは比べ物にならないほど費用がかかり、驚いたというご家庭もありますよ。
もちろん、費用がかかるという理由で部活を選ぶことを推奨するわけではありません。むしろ、そのような熱心な部活動にお子さんが興味を持っているようなら、できるだけ早めに資金の準備をするなど、ある程度の費用を見積もって行動しておくと安心です。
学校の保護者向けの部活動説明会などに参加し、年間でどれくらいの費用が必要かも合わせて確認しておくと、早めの準備に役立ちますよ。
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(2)オシャレのための費用
高校生ともなると、中学生の頃よりもオシャレに気を遣い、身だしなみを整えることに熱心なお子さんも多くなります。
校則なども学校によっては緩やかな場合があり、メイク、パーマ、毛染めなどに費用をかけたり、ブランド物の財布やバッグを欲しがるお子さんもいますから、アルバイトをしていないお子さんですと、オシャレのための費用をせがまれる親御さんも中学生の頃より増えてきます。
中には、子どもにせがまれるままにお金を渡していたら、月数万円から数十万円になっていた、という人もいますから、金銭的に不安があるなら、お子さんのオシャレにかけられる費用についても予算を立てておくことをおすすめします。
(3)大学進学のための準備費用
高校生になると、大学進学のための費用が必要になってくる場合も多くなります。
なかには、早いうちから塾ではなく予備校に通うお子さんもいますから、大学進学のための受験準備が必要なご家庭は、早いうちから資金面の準備を始めておきましょう。
子どもが中学校の頃から塾に通っていた人は、塾と同じように予備校を考えている人もいますが、費用の支払い方が塾とは異なり、一度に多額の費用がかかる場合もあります。できるだけ早めに準備をしておくと安心ですよ。
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高校生になるとますます費用がかかるように
小学生から中学生になった頃にも、「子どもが中学生になると小学生の頃よりお金がかかるなあ」と感じた人もいるかもしれませんが、お子さんが高校生になるとさらに費用が必要になったと感じるご家庭が多くなります。
お子さんの年齢が上がるごとに、まとまった大きな額の支出が増えることも多く、家計も大きく崩れやすい時期に入りますので、お子さんにかかる費用は、早めの準備を心がけましょう。