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子どもの「高校入学」で見落としがちな“3つの費用”→「出費が増える!」「考えてなかった…」

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2025.04.10

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。お子さんがいらっしゃるご家庭では、春はお金のかかる時期にあたります。なかでも高校生のような大きなお子さんをお持ちのご家庭では、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、見落としがちな「高校入学後に必要になる費用」をご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

(1)部活の費用

部活出典:stock.adobe.com

高校でも部活に入りたいと考えるお子さんも多いでしょう。

高校生にもなると、中学生の頃と比べ、さらに本格的に活動する部活もありますから、なかには中学生の頃とは比べ物にならないほど費用がかかり、驚いたというご家庭もありますよ。

もちろん、費用がかかるという理由で部活を選ぶことを推奨するわけではありません。むしろ、そのような熱心な部活動にお子さんが興味を持っているようなら、できるだけ早めに資金の準備をするなど、ある程度の費用を見積もって行動しておくと安心です。

学校の保護者向けの部活動説明会などに参加し、年間でどれくらいの費用が必要かも合わせて確認しておくと、早めの準備に役立ちますよ。

(2)オシャレのための費用

高校生出典:stock.adobe.com

高校生ともなると、中学生の頃よりもオシャレに気を遣い、身だしなみを整えることに熱心なお子さんも多くなります。

校則なども学校によっては緩やかな場合があり、メイク、パーマ、毛染めなどに費用をかけたり、ブランド物の財布やバッグを欲しがるお子さんもいますから、アルバイトをしていないお子さんですと、オシャレのための費用をせがまれる親御さんも中学生の頃より増えてきます。

中には、子どもにせがまれるままにお金を渡していたら、月数万円から数十万円になっていた、という人もいますから、金銭的に不安があるなら、お子さんのオシャレにかけられる費用についても予算を立てておくことをおすすめします。

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(3)大学進学のための準備費用

塾に通う学生出典:stock.adobe.com

高校生になると、大学進学のための費用が必要になってくる場合も多くなります。

なかには、早いうちから塾ではなく予備校に通うお子さんもいますから、大学進学のための受験準備が必要なご家庭は、早いうちから資金面の準備を始めておきましょう。

子どもが中学校の頃から塾に通っていた人は、塾と同じように予備校を考えている人もいますが、費用の支払い方が塾とは異なり、一度に多額の費用がかかる場合もあります。できるだけ早めに準備をしておくと安心ですよ。

高校生になるとますます費用がかかるように

高校生の費用出典:www.photo-ac.com

小学生から中学生になった頃にも、「子どもが中学生になると小学生の頃よりお金がかかるなあ」と感じた人もいるかもしれませんが、お子さんが高校生になるとさらに費用が必要になったと感じるご家庭が多くなります。

お子さんの年齢が上がるごとに、まとまった大きな額の支出が増えることも多く、家計も大きく崩れやすい時期に入りますので、お子さんにかかる費用は、早めの準備を心がけましょう。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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