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かえって出費が増えた。「食費が少ない人」が“やめた節約術”【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

働く・学ぶ

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2024.09.30

食費の節約術はいろいろな方法がありますが、相性がいいかどうかは人それぞれ。わたしも実際に試してみて、「これは失敗かも……」と思った経験は何度もありました。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「やめた節約」についてご紹介します。

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やめた1.おかずを多めにつくってリメイク

大量に作った肉じゃが出典:stock.adobe.com

以前は時短と節約をかねて、おかずを2倍量つくっていました。翌日にリメイクすれば、食材は残さず食べ切れるうえに光熱費の節約にもつながります。
しかし、続けていくうちに理想通りとはいかず……。食べ飽きてしまったり、冷蔵庫の隅に入れたまま食べ忘れてしまったりすることも。
わたしも家族も気分屋なので、その日に食べたい料理が変わることもあり、おかずを多めにつくる節約法は不向きだったんです。
今は、その日のおかずはその日のうちにつくるシステム。30分以内で完成する簡単なメニューを中心に、食べ切れる量だけつくるようにしたところ、ロスがほぼなくなりました。

やめた2.かさましする

かさまし食材出典:stock.adobe.com

もやしや豆腐などの節約食材を使う、「かさまし料理」に凝った時期もありました。もちろん、低コストで量を増やせるので食費は抑えられたのですが、家族からは“イマイチ”な声も。
ハンバーグをかさまししたら、「豆腐の味がする」「おいしいけど、ハンバーグとは別物」と、かさましをごまかすことはできなかったんです。
節約のため、ほぼ自炊のわが家。おうちごはんのクオリティや満足感が下がっては、元も子もありません。
それからは、無理なかさましは一切やめて、きちんと“おいしさ”も重視するようになりました。毎日自炊を続けるには、コストをギリギリまで下げることよりも、ある程度のおいしさとこだわりは大切です。

やめた3.半額に飛びつく

半額の肉出典:stock.adobe.com

できるだけ食費を抑えるために、食料品の買い出しを夜に行っていた時期がありました。半額になったお肉や魚を狙うためです。
定価で買うのを避けられるためお得なのは確か。しかし、ここにも落とし穴がありました。
半額シールが魅力的すぎて、必要ないものまでカゴいっぱいに買ってしまっていたんです。もともと買うべきものならいいけれど、余計な買い物は半額であってもムダな出費と変わりません。

合わない節約は「やめて正解」

人それぞれ、好みやライフスタイルは異なります。どんな節約術が合うのかも、人それぞれです。
今回ご紹介したのは、あくまでもわたしの場合。続けていて「辛いな」「無理をしている」と感じる節約は、頑張っても長続きしません。
家計のやりくりはずっと続くもの。合わないと思ったらスパッとやめて、自分に合う節約を見つけましょう。

※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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