完全手づくりじゃなくてもいい
節約のために毎日の自炊は欠かせませんが、だからといって手づくりにこだわっているわけではありません。むしろ、便利なものはガンガン使って手間抜きすることを優先しています。
余裕がなければコロッケは冷凍品を使いますし、サラダもカット済みで水洗い不要のものを買います。汁物もお湯をそそぐだけの即席をストック。決して完璧は求めません。
献立によっては、材料を揃えてイチから手づくりするより、冷凍品を買う方が安い場合も。うまく手を抜くと食費と時間の節約になるので、わたしは「オール手づくりじゃなくてもいい」と割り切っています。
一汁三菜はなくてもいい
和食の基本は「一汁三菜」ですが、わが家の場合はこれを守れている日の方が少ないです(笑)。賛否両論あると思いますが、わたしは一汁三菜のルールを重視していません。
食事をつくるのは毎日のことだからこそ、仕事・育児・家事をしながら続けるのは、わたしにとって大きなハードルでした。
汁物がつくれない日は、「今日はお休み」でOK! どうしても欲しい人には、レトルトや即席で用意します。おかずも野菜がたっぷり入っていれば、1品で十分。冷ややっこや納豆など、出すだけでいい食材も「1品としてカウントしていいんだ」と割り切ってから、食事の準備がラクになっただけでなく、外食やお総菜に頼る回数がぐんと減りました。
味つけは単純でいい
毎日食事をつくっていると、味つけが同じになったりマンネリしたりすることもあるけれど、これも仕方ないと割り切ります。
一時は「違う味つけにしなきゃ」といろいろ試してみましたが、手間がかかるうえに家族ウケもそれほどよくない……。結局は“いつもの味”の方が好評だったこともあり、背伸びするのはやめました。
定番の味つけなら、いろいろな調味料を揃える必要もないので、食費の節約にもつながっていますよ。
「これでいいんだ」と諦めるとラクになる
「食費の節約=自炊」を長年続けるのは、そう簡単ではありません。仕事や育児、そのほかの家事と両立するとなればなおさらです。
時間や余裕がない日々でも、しっかり自炊を続けるには“諦め”が肝心。自分を追い込まず、「これでいい」と割り切れるようになってから、家事負担がぐんとラクになりました。
自炊がなかなか続かない方は、まず頑張ることをやめてみてはいかがでしょうか。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。