1.玄関のドアポスト
玄関ドアにポストが付いているお宅って、意外と多いですよね。
じつはこの投入口は、外の空気が入り込みやすい場所のひとつ。郵便物を入れるための構造上、どうしても完全密閉にはなりにくいのです。
ポストに郵便物が挟まっているとすき間ができるため、冬は冷たい空気の出入り口になるおそれがあります。
内側にカバーを付けたり、簡単な断熱シートを貼ったりするなどのすき間風対策がおすすめです。ポストに挟まっている荷物は、溜めずにつど取り出すよう意識しましょう。
2.玄関ドアとドア枠
毎日何度も開け閉めする玄関ドア。経年劣化によって、徐々にずれることがあります。
見た目では分かりにくいのですが、ドアと枠の間にほんのわずかなすき間ができているケースは珍しくありません。こういったドアのゆがみは、家の気密性や断熱性の低下につながります。
まずはドアを閉めた状態で、周囲をじっくり見てみてください。光が漏れていたり、風を感じたりしたら要チェックです。すき間テープを貼るだけでも、体感温度が変わることがありますよ。
3.配管まわりのすき間
配管が通っている壁や床のまわりは、工事の際にできた穴がそのままになっていることがあります。普段はものに隠れて見えない場所も、外の空気が入り込む通り道になっていることも珍しくありません。
手をかざして風が通っている感じがあれば、すき間が空いている可能性も。すき間用のパテやテープなどを使って埋められる場合もありますので、対策を練ってみましょう。
※DIYで対応できる範囲には限界があります。配管貫通部など専門的な施工が必要な箇所もあるため、専門業者への相談も検討しましょう。
すき間風対策で暖房効率をアップ
たかが「すき間風」かもしれませんが、家中いろいろな場所にすき間があると光熱費に影響します。エアコンの電気代をムダにせず快適に過ごすためにも、今日からできる「すきま風対策」を取り入れてみましょう。



