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冷え込む日が増えてきた…。知らずに家計を圧迫する「ファンヒーター」の“NGな使い方3選”

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2025.11.19

節約生活スペシャリストの三木ちなです。寒い日が続くと、ファンヒーターを使う時間もどんどん長くなりますよね。となると、気になるのが電気代や灯油の減り。じつはそれらは、使い方のクセによって、出費がかさむ場合があるんです。ここでは、家計を圧迫しかねない「ファンヒーターのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.設定温度が高すぎる

NG①設定温度が高い出典:stock.adobe.com

寒いとつい、部屋の温度を上げたくなるものです。しかし、設定温度を1℃上げるだけでも灯油や電気の消費量が上がることがあります。
設定温度は適温にしてこそ、節電につながります。ファンヒーターの場合は「部屋が十分に暖まったら、設定温度を少し下げて調整する」というのもひとつの手です。
お使いのファンヒーターに「エコモード」がある場合は、ぜひ活用しましょう。ファンヒーターが室温に合わせて自動で燃焼具合を調整し、必要に応じて停止することで灯油のムダ遣いを防いでくれますよ。

NGその2.汚れを放置している

NG②ホコリがたまっている出典:stock.adobe.com

ファンヒーターはホコリが溜まりやすいため、こまめなお手入れが必要です。汚れが詰まった状態で運転すると、吸気が悪くなり燃焼効率が落ちてしまいます。
できれば、週に1回の拭き掃除が理想的です。乾拭きでホコリを取り除き、水で薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭きとりましょう。ファンフィルターは取扱説明書の手順にそって取り外し、汚れを落としてくださいね。
しっかりとメンテナンスをすると、灯油の消費量や部屋が暖まるスピードも変わりますよ。

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NGその3.ヒーターの対応畳数が小さすぎる

NG③ヒーターの対応畳数が部屋の広さにあっていない出典:stock.adobe.com

意外と見落としがちなのが、ヒーターの「対応畳数」。広めのリビングに小型タイプを置いていると、パワー不足で部屋がなかなか暖まりません。
ファンヒーターは、部屋の広さや断熱性に合ったサイズを選ぶことが大切。対応畳数が大きいほど本体価格も高くなりますが、小さいものを買って役に立たなければ本末転倒です。
買い替えのときは、部屋の広さに合うファンヒーターを選びましょう。

工夫ひとつで電気代と灯油代は節約できる

ファンヒーターの使い方しだいで、消費電力や灯油の減り具合は変わります。これからやってくる冬本番、ファンヒーターを上手に使って、家計にやさしい冬を過ごしましょう。

※紹介している操作方法や節電効果は、ファンヒーターの機種や性能によって異なる場合があります。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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