NGその1.設定温度が高すぎる
寒いとつい、部屋の温度を上げたくなるものです。しかし、設定温度を1℃上げるだけでも灯油や電気の消費量が上がることがあります。
設定温度は適温にしてこそ、節電につながります。ファンヒーターの場合は「部屋が十分に暖まったら、設定温度を少し下げて調整する」というのもひとつの手です。
お使いのファンヒーターに「エコモード」がある場合は、ぜひ活用しましょう。ファンヒーターが室温に合わせて自動で燃焼具合を調整し、必要に応じて停止することで灯油のムダ遣いを防いでくれますよ。
NGその2.汚れを放置している
ファンヒーターはホコリが溜まりやすいため、こまめなお手入れが必要です。汚れが詰まった状態で運転すると、吸気が悪くなり燃焼効率が落ちてしまいます。
できれば、週に1回の拭き掃除が理想的です。乾拭きでホコリを取り除き、水で薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭きとりましょう。ファンフィルターは取扱説明書の手順にそって取り外し、汚れを落としてくださいね。
しっかりとメンテナンスをすると、灯油の消費量や部屋が暖まるスピードも変わりますよ。
NGその3.ヒーターの対応畳数が小さすぎる
意外と見落としがちなのが、ヒーターの「対応畳数」。広めのリビングに小型タイプを置いていると、パワー不足で部屋がなかなか暖まりません。
ファンヒーターは、部屋の広さや断熱性に合ったサイズを選ぶことが大切。対応畳数が大きいほど本体価格も高くなりますが、小さいものを買って役に立たなければ本末転倒です。
買い替えのときは、部屋の広さに合うファンヒーターを選びましょう。
工夫ひとつで電気代と灯油代は節約できる
ファンヒーターの使い方しだいで、消費電力や灯油の減り具合は変わります。これからやってくる冬本番、ファンヒーターを上手に使って、家計にやさしい冬を過ごしましょう。
※紹介している操作方法や節電効果は、ファンヒーターの機種や性能によって異なる場合があります。



