NGその1.室外機をカバーで囲む
室外機にカバーをつけると、直射日光を遮れるため節電につながります。つまり、カバーをかけること自体は正しい節電方法なのです。
注意すべきなのは、室外機の吹き出し口をふさがないこと。「室外機をとにかく囲めばいい」とカバーをかけすぎると、排気しづらくなり熱がこもるおそれがあるんです。
放熱が妨げられれば、エアコンの冷房効率は下がる一方……。室内を冷やすために余計な電力を使うことになり、電気代がアップします。これでは節電の意味がありません。
日よけをする場合は、前面と排気口をふさがない専用シェードや、風通しの良い設置場所を選びましょう。
NGその2.タイマーを頻繁に使う
エアコンの運転時間を減らせば、電気代はおさえられるような気もします。タイマー機能を使えば、消したり付けたりする手間も省けますが、使いすぎはNGです。
タイマーで「短時間運転→停止→再運転」を繰り返すのは逆効果。エアコンは起動時に最も多く電力を消費するため、頻繁にオンオフするとかえって電気代がかさみます。
設定温度をキープしながら連続運転したほうが、部屋の温度が安定するためムダな消費を防げるんです。30分程度の外出なら、エアコンはつけっぱなしでもOKです。
NGその3.自動お掃除運転を切る
自動お掃除機能付きエアコンの場合は、運転を停止した後に自動で内部クリーン運転が始まります。もちろん電気代はかかりますが、エアコン内部のカビやホコリの発生をおさえるための大切な機能です。
「電気代がかかるから」と切ってしまうと、内部に汚れや湿気が残って冷房効率が落ち、カビ臭やアレルギーの原因になるかもしれません。メーカーや機種によって異なりますが、運転1回あたりの電気代はわずか1~7円程度。毎回運転した場合でも、ひと月の電気代は200円ほど。小さな節電を続けるよりも、冷房効率を保って、健康面のメリットを優先したほうが結果的に得策です。
正しい使い方が一番の節電
節電のつもりが、実は電気代を増やしてしまうエアコンの使い方は意外と多いもの。正しい知識で使い方を見直し、節電しながらまだまだ続く暑い日を乗り切りましょう。