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「ふるさと納税」は年末じゃ遅い!?今年は“今すぐ寄付すべき理由”「12月まで待つと損」

働く・学ぶ

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2025.08.09

節約生活スペシャリストの三木ちなです。「ふるさと納税は年末に申し込むもの」そう思っていませんか? 例年はそれでも問題ありませんが、今年はちょっと事情が違います。2025年のふるさと納税を考えているなら、ベストタイミングはまさに今! ここでは、ふるさと納税歴10年のわたしが、「夏の駆け込み」をおすすめする理由をご紹介します。
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今年10月からポイントがつかなくなる

ポイントのイメージ

ふるさと納税は、自治体の寄付したお礼として「返礼品」が受け取れることが魅力の制度。きっと、このお礼の品を目当てに利用している方がほとんどのはずです。
さらに、ふるさと納税の魅力はもうひとつ。寄付金の支払いで、ポイントがつくことも金銭的なメリットでした。
しかしこのポイント制度、2025年10月1日より禁止されます。つまり、ポータルサイトなどからふるさと納税を行った際に付与されるポイントがゼロになるというわけなのです。

楽天ふるさと納税(楽天ポイント付与)やふるなび(ふるなびポイント付与)を活用していたわたしにとっても、決して無視できない改正点。ちなみに、ポイント付与の禁止については、基本的にすべてのふるさと納税ポータルサイトが対象となります。
ポイント付与がなくなるのは残念ですが、ふるさと納税制度のポイント還元率競争が激しくなっているため、ふるさと納税の本来の目的である、地域を応援することが重視されるためには、仕方がない措置なのかもしれません。

駆け込むなら「8月」がおすすめ

ポイント付与の禁止は10月から始まります。つまり9月30日までに申し込みすれば、ポイント付与の対象です。
となると、今年の駆け込み寄付が殺到するのは9月末。ギリギリになるとアクセス集中や売り切れも起きやすく、返礼品が選べないこともあります。
そこでわたしがおすすめしたいのが、8月中の駆け込みです。まだポイント付与禁止まで余裕のある8月中に寄付すると、焦らずじっくりと返礼品を選べます。

早めの駆け込みにおすすめの返礼品

少し早めの駆け込みとなると、返礼品選びにも注意が必要。「欲しい」という気持ちばかりを優先すると、後から一気に届いて置き場や消費に困ります。
わたしが実際に申し込んだ、「おすすめの返礼品」は以下です。

日用品

返礼品として受け取ったティッシュ

ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品は、どっさり届く返礼品が多いです。でも、置き場所さえ確保しておけば、急いで消費する必要はありません。
トイレットペーパーなら、省スペースになる2倍巻きがおすすめ。箱ティッシュも消費ペースが早いので、夏のうちに申し込んでおきました。

先行予約品

返礼品で届くフルーツ

秋~冬に届く野菜やフルーツ、お米などは、今の時期から予約できる自治体が多数あります。寄付時期が早ければ早いほど人気の品が選びやすく、発送スケジュールも確実。
家計の助けになるうえ、季節の味覚をちょっと贅沢に楽しめるのも魅力です。先行予約なら「待つ楽しみ」も含めて、ふるさと納税の醍醐味を味わえます。

ポイント

ポイント制を選ぶのもひとつ

「今は欲しい返礼品がない」という方には、今のうちにポイントを確保しておくのもひとつ! ポイントだけ所有して、後からゆっくり欲しい返礼品を選べます。
※「ふるさとチョイス」のような“あとから返礼品を選べる自治体ポイント制度”は引き続き利用できます。ただし、ポイントには期限があるので使い忘れには気を付けてください。

参考:ふるさとチョイス_ポイント制とは
https://www.furusato-tax.jp/about/point?state_id=1

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寄付限度額を超えないように注意して

今年は夏のうちの駆け込みがおすすめですが、申し込みすぎには注意が必要です。2025年の年収が確定しないまま寄付を行うため、予測がはずれると限度額を超えた分は税控除を受けられない可能性があります。
毎年収入が安定している方はそれほど心配いりませんが、職業柄差が出やすい方は気持ち少なめの寄付額でおさえておくのもひとつです。
最後に、繰り返しになりますが「10月以降は寄付によるポイントがつきません」。ぜひこの夏のうちに、ふるさと納税の駆け込みを済ませられるよう計画を立てましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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