節約上手な人があえてお金をかけないものとは
節約上手な人は、節約するところとしないところの切り分けが上手なことが多いですよ。
今回は、節約上手な人があえてお金をかけないものを紹介します。お金を貯めるのが苦手な人は、これらのところにお金をかけすぎていないか確認してみてくださいね。
(1)美容
年齢を重ねるごとに高額になりやすいのが美容に関する支出です。高額なものを購入すればするほど効果があるように感じてしまい、気づけば毎月かなりの金額を美容に費やしてしまう人も。
美容に気を遣うことはとても素敵なことですが、過剰になりすぎてしまうと、支払いが多くなりすぎ、家計を圧迫する原因にもなってしまいます。
一方、節約上手な人は、美容に気を遣うことはあっても、家計を圧迫するほどにはお金をかけすぎない傾向があります。必要ないと思うものは購入しませんし、ましてや友人からの誘いが断れないことで美容の支出が増えすぎてしまうことは徹底的に避ける傾向があります。
(2)通信機器
家計の中でも大きな支出になりやすいのが通信費です。選び方次第で安くすることも高くすることも可能な通信費ですが、多くの人は「スマホならあのメーカーでないと」「通信費はあのプランでないと」など、さまざまなこだわりを持つ傾向があります。
そのため、高いと思いながらも決まったメーカーのスマホを購入し続けたり、よりお得なプランに乗り換えることをためらってしまう人が多いのです。
しかし、節約上手な人は、通信費に関して「どうしても○○でないと」というこだわりが少なめな人が多く見られます。格安のスマホやプランを使うことに抵抗がない人が多いため、あえてお金をかけないことで節約している人が多く見られます。
(3)生命保険
多くの人は、将来への不安からさまざまな保険に加入します。しかし多くの場合、不安の方がまさってしまったり、言われるままに加入してしまったり、生命保険に過剰に加入しすぎてしまう傾向があります。
もちろん、将来の不安に対するある程度の備えは必要なものです。しかし、過剰に加入しすぎてしまうと、生命保険の支払いで家計が苦しくなることにもつながります。
一方、節約上手な人は、収入やライフプランに基づいて生命保険の加入を決めるため、生命保険の過剰な加入は少ない傾向があります。節約上手な人ほど、長期的に支払いが続く支出に無理な支払いは計画しないものです。
あえてお金をかけないところを見つけよう
節約下手な人は、どのような支出も少しずつ過剰になりすぎている傾向があります。一方、節約上手な人は、あえてお金をかけないところをみつけ、支出にメリハリをつける傾向があります。
どの支出も高くなり、支出にメリハリのない家計のことを「メタボ家計」ということがありますが、知らず知らずのうちに、自分の家計が「メタボ家計」になっていないか確認することが、節約上手になるための第一歩になりますよ。