安い食材ばかり買う
節約初心者の頃は、とにかく「食費を切り詰めよう!」と意気ごんで、安い食材しか買わない時期がありました。
もやしや豆腐、納豆などがメイン。夫婦2人なら良いかと、食費をギリギリまで削っていたんです。
その結果、もちろん食費は減りましたが、同時に栄養が足りなくなり、仕事中にふらつくことが増えました。
集中力も切れやすくなり、家事や仕事の効率も下がって、とにかく良いことが一つもなかったです。
体重は減りましたが、痩せたというよりは“こけた”に近く、あまり良い痩せ方はしませんでした。
インスタント食品で安く済ませる
「お昼ごはんくらいは安く済ませよう」と思い、1食100円程度で済むカップラーメンや
カップ焼きそばを食べていた私。
たまに食べるくらいなら良いのですが、毎日となれば考えものです。
実際に私も、身体がむくんだり疲れやすかったり、なんとなく体調が悪いと感じる日が増えました。
インスタント食品は塩分が多いので、常食するのではなくたまに食べるくらいがちょうど良いです。
特売品を狙ってスーパーをはしごする
今はすっかりまとめ買い派の私ですが、1円でも食費を切り詰めるため、スーパーのはしごをしていた時期もありました。
朝に近隣スーパーのチラシを見て、特売情報をチェック。
朝9時の開店に合わせて、その日のセール品を買いに行くのがルーティンです。
「1パック100円のたまごはA店で」「1玉100円のキャベツはB店で」のように、複数のスーパーをまわって特売品を買い集めていました。
多いときで、4店舗ほどはしごする日も…。
無事特売品をゲットできると達成感は得られたのですが、買い物だけでかなり時間がとられます。
1パック100円のたまごを買うだけで、所要時間は30分…。
しだいに、「これって割にあってる?」と思うようになったんです。
それからは、無理な買いまわりはやめて時間を優先するように。
行きつけのスーパーで週1のまとめ買いに変えてからは、買い物にかける時間だけでなく、ついで買いも減って食費もラクに落とせるようになりました。
「切り詰めすぎ」はマイナスしかない
やりすぎ節約を通し学んだことは、どんなことも「度を超えると良いことはない」ということ。
減らすことばかりではなく、ムダなものは省きながら必要なものは買う「メリハリ」が大切だと実感しました。