「おこづかい=お年玉」でやりくり
私には、9歳(小4)・7歳(小2)・3歳(年少)の3人の子どもがいます。
おこづかいとして管理しいているのは、お正月にもらったお年玉です。
月ごとのおこづかい制は、中学生から。小学生のうちは親と行動することがほとんどなので、お年玉の範囲でやりくりするのがちょうどいいのでは……という理由で、月額制のおこづかいは渡していません。
私(母)がATMがわりに
おこづかい帳をつけることも考えましたが、子どもたちの性格的にコツコツつけるのはむずかしそう……。正直、私も家計簿づけが得意ではないので、無理に取り組ませるのは違うのかなと感じました。
そこで取り組んでいるのが、私(母)がATMのかわりになること。お年玉を入れた封筒に紙をはりつけて、入出金を書くだけのかんたんな管理方法です。
出金したいタイミングで声をかけてもらい、お金を渡すしくみなのですが、引き出す回数も「月2回まで」と限度を設けています。
上限を超えていても引き出したい場合は、本物のATM同様に手数料がかかるルール。すこし厳しいかもしれませんが、おうちで疑似ATMを試すことで、頻繁にお金を引き出さない習慣がつきました。今のところ、月の回数内でしか引き出していないので、手数料をとったことはありません。
使い方には口出ししない!
おこづかいの管理はきっちりしていますが、使い道まではとやかく言いません。「おこづかい=子ども自身のお金」ですから、どう使うも自由です。
もちろん、「それにお金使うの……?」「家に似たようなのあるじゃん」と思うことも多々あります(笑)。しかし、それで後悔したとしても子どもの責任。小さいうちから失敗を経験して、「お金は無限ではない」ことを知ることも学びなのかなと思っています。
家庭に合うおこづかいの管理を
今回ご紹介したおこづかいの管理方法は、あくまでもわが家の場合です。小学生のうちから月額制にしている人もいますし、おこづかいの額や渡す頻度も家庭によって違います。
大切なことは、きちんとルールをつくること。おこづかいの金額や使い方など、「わが家の決まり」を決めて、親子・家族で取り組みましょう。