特集記事

早くやめればよかった。「節約上手な人」がやめた3つの家事【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

働く・学ぶ

stock.adobe.com
 早くやめればよかった。「節約上手な人」がやめた3つの家事【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】

2024.04.24

食費をおさえるべく、いろいろな節約術を試してきました。しかし、思うように出費が減らない時期も……。いろいろな経験・失敗を経て、「やめる」ことが節約になることもあると気づきました。ここでは、わたしが“もっと早くやめれば”と後悔した、節約力ばつぐんの「やめ家事」をご紹介します。

広告

特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

やめ家事1.スーパーで食材を吟味する

買い物出典:stock.adobe.com

主婦になりたてのころは、スーパーへ行くと「どれが一番安いのか」「今日はなにが特売なのか」を眺めながら吟味していました。そのときお得なものを買うべく、1品1品をかなり吟味して買い物をしていたんです。
もちろんそれが悪い、というわけではありません。しかし、裏を返せば「ゆっくり店内をまわる=滞在時間が長くなる」ということ。

スーパーには誘惑がたくさんありますから、長時間滞在するのは“ついで買い”が増えるリスクも増えてしまうんです。思い返してみると、せっかく特売品を狙ったのに、夕食後のスイーツや菓子パンを買ってしまう……というムダ遣いが多々ありました。

まとめ買いした食材たち

今では、スーパーの滞在時間を短くすることを最優先に! 店内はブラブラしません。
あらかじめ買う食材を決めて、10分間で買い出しを完了! 必要なものだけ買って、風のように立ち去れば余計なものはカゴに入れずに済みます(笑)。

やめ家事2.毎日献立を変える

食材出典:stock.adobe.com

名もなき家事の代表とも言える「献立決め」。目の前の家事がなにひとつ終わるわけでもないのに、時間と頭を使う……。わたしも苦手な家事です(笑)。
以前は、「学校給食とかぶらないようにしよう」「続けて同じおかずは出さないように」と気を付けていたのですが、いざ続けるとなると本当に大変。それでいて、食費の節約も並行するなんて無理でした。
自分の限界を知ってからは、節約を細く長く継続することを優先にするため、「献立決めはゆるくていい!」と割り切るように。
今はカレーの日はあたりまえに2日続きますし、たまに学校給食のカレーとかぶることも(笑)。それでも、「味と具はちがうから大丈夫!」とプラス思考に変わりました。

やめ家事3.お弁当はオール手づくり

弁当出典:stock.adobe.com

食費節約のために、「市販の冷凍食品は買わない!」とおかずをすべて手づくりしていた時期がありました。
前日の残りだけではレパートリーと量が足りないので、お弁当用の自家製冷食をつくる日も……。正直、かなりの手間がかかります。その結果、しだいにお弁当づくりが苦行になっていきました。

市販のお弁当おかず
今では、負担を減らすことにシフト! お弁当用の冷凍惣菜もガンガン使います(笑)。
「市販品だと食費がかさむ」と思っていましたが、卵焼きやゆで野菜など手作りのおかずも入れると、それほどコストはかかりません。
子どもも好きな冷凍おかずを入れるようにしてからは、お弁当をほぼ毎回完食してくれるようになりました。

やめたら節約が楽しいと思えた

食費の節約は毎日コツコツと続けるものだからこそ、苦しすぎるのはNG。わたしの経験上、いつか必ずリバウンドします。
家計のために頑張っていたことを「やめる」選択をとることで、心にゆとりが生まれると、節約生活そのものがうまくいくかもしれません。

※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

子ども3人の母、趣味は節約・特技は貯金のママライター。 お得情報にはつねにアンテナをはって、逃さずキャッチ。 ラクしながらお得に暮らすことがもモットー。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告