やめ家事1.スーパーで食材を吟味する
主婦になりたてのころは、スーパーへ行くと「どれが一番安いのか」「今日はなにが特売なのか」を眺めながら吟味していました。そのときお得なものを買うべく、1品1品をかなり吟味して買い物をしていたんです。
もちろんそれが悪い、というわけではありません。しかし、裏を返せば「ゆっくり店内をまわる=滞在時間が長くなる」ということ。
スーパーには誘惑がたくさんありますから、長時間滞在するのは“ついで買い”が増えるリスクも増えてしまうんです。思い返してみると、せっかく特売品を狙ったのに、夕食後のスイーツや菓子パンを買ってしまう……というムダ遣いが多々ありました。
今では、スーパーの滞在時間を短くすることを最優先に! 店内はブラブラしません。
あらかじめ買う食材を決めて、10分間で買い出しを完了! 必要なものだけ買って、風のように立ち去れば余計なものはカゴに入れずに済みます(笑)。
やめ家事2.毎日献立を変える
名もなき家事の代表とも言える「献立決め」。目の前の家事がなにひとつ終わるわけでもないのに、時間と頭を使う……。わたしも苦手な家事です(笑)。
以前は、「学校給食とかぶらないようにしよう」「続けて同じおかずは出さないように」と気を付けていたのですが、いざ続けるとなると本当に大変。それでいて、食費の節約も並行するなんて無理でした。
自分の限界を知ってからは、節約を細く長く継続することを優先にするため、「献立決めはゆるくていい!」と割り切るように。
今はカレーの日はあたりまえに2日続きますし、たまに学校給食のカレーとかぶることも(笑)。それでも、「味と具はちがうから大丈夫!」とプラス思考に変わりました。
やめ家事3.お弁当はオール手づくり
食費節約のために、「市販の冷凍食品は買わない!」とおかずをすべて手づくりしていた時期がありました。
前日の残りだけではレパートリーと量が足りないので、お弁当用の自家製冷食をつくる日も……。正直、かなりの手間がかかります。その結果、しだいにお弁当づくりが苦行になっていきました。
今では、負担を減らすことにシフト! お弁当用の冷凍惣菜もガンガン使います(笑)。
「市販品だと食費がかさむ」と思っていましたが、卵焼きやゆで野菜など手作りのおかずも入れると、それほどコストはかかりません。
子どもも好きな冷凍おかずを入れるようにしてからは、お弁当をほぼ毎回完食してくれるようになりました。
やめたら節約が楽しいと思えた
食費の節約は毎日コツコツと続けるものだからこそ、苦しすぎるのはNG。わたしの経験上、いつか必ずリバウンドします。
家計のために頑張っていたことを「やめる」選択をとることで、心にゆとりが生まれると、節約生活そのものがうまくいくかもしれません。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。