(1)思い出作りにかける支出
夏休みも後半になると、あと少しで夏休みが終わってしまうと感じることで、もう少し思い出作りをしてあげたいと、つい張り切りすぎてしまうこともあります。
大人の夏休みに合わせてたっぷり遊んだあとに、夏休み後半にもイベントを入れすぎてしまうと、思った以上の出費になり、あとから支払いに驚くことも。
一度しかない今年の夏休みだからと張り切りたくなる気持ちも分かりますが、家計を赤字にしてまで支出を増やすのは危険です。
子どもとの大切な思い出作りとはいえ、収支のバランスは常に頭に入れて行動することで、年末にかけての家計のやりくりを楽にすることができますよ。
(2)食費
夏休みの前半は、食費の節約のために張り切っていた人も、夏休み後半にもなると、息切れしてしまい、外食やテイクアウト、お総菜がつい増えてしまうことも。
せっかくこれまで節約しようと頑張ってきたのに、途中から息切れを起こしてしまって結局いつも以上の食費がかかってしまっては、本末転倒ですよね。
食費を節約できている人は、日頃から頑張りすぎず、適度に手を抜きながらいつも同じペースで食費を節約することが上手なので、このような気分の波による食費の増減が少ない傾向があります。
夏休みの後半にかけて、食費の節約が辛くなってしまうなら、頑張る日と頑張らない日を分けるのではなく、いつも同じくらいの頑張りで続けられる範囲でマイペースに節約を続ける方が、最終的には食費の節約になることもありますよ。
(3)秋以降に必要となる思いがけない出費
夏休み終盤になると、秋からの新学期に合わせて「そういえばあれも必要だった」と急に思い出す人もいるのでは?
このような支出は、あらかじめあるものとして予定している人にとっては、予定通りの支出になりますが、予定していないと思いがけない出費と感じることも。
夏休みにたくさんの思い出作りをして、支出が増えすぎてしまったところに予定してなかった支出がかさむと、さらに支払いが大変になってしまいます。
季節の変わり目に合わせて洋服の買い替えが必要、ノートや鉛筆など買い足しが必要な用具がある、体操服や上履きが思ったよりも汚れていて買い替えが必要、塾で後期に使うテキストの一括購入が必要など、秋からの支出として思いつくものは、夏休みの前半のうちにざっくり把握しておくと、夏休み後半の支出に慌てずに済みますよ。
増えすぎた夏休みの支出に気を付けて
お子さんと楽しい思い出作りができた夏休みもいよいよ終盤に差し掛かってきました。
本来ならば予定していなかった支出や、つい欲張ってしまった支出によって秋以降の家計が心配な人は、夏休み疲れから気を抜きすぎないように気をつけてみてくださいね。