特集記事

「冬の電気代が高い人」が気をつけたい“床暖房”のNGな使い方3つ

働く・学ぶ

stock.adobe.com

2025.12.28

節約生活スペシャリストの三木ちなです。足元からじんわり暖まる「床暖房」。心地よく過ごせる一方で、電気代の明細に驚いた経験がある方も多いのでは? 普段の何気ない行動が、電力のムダ遣いにつながっているかもしれません。そこで今回は、床暖房の電気代がかさむ、“3つのNGな使い方”をお伝えします。

広告

特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

NGその1.家具をベタ置きする

NG家具をベタ置きする出典:stock.adobe.com

床暖房のフローリングに、ソファや棚などをベタ置きするのは避けましょう。温められた熱が家具の底にたまってしまい、家具やフローリングの劣化につながる恐れがあります。

特に脚のない家具は、注意が必要です。床暖房のフローリングに家具を置く場合は、脚付きの家具を選ぶなど、床との間に5cm以上のすき間ができるものを選びましょう。

NGその2.こまめにスイッチを切る

NG床暖房だけに頼る出典:stock.adobe.com

節約しようとして、“こまめにスイッチを切る”という行動は、じつは逆効果になることがあるんです。
床暖房は、床全体を温めるまでの立ち上げに大きなエネルギーを使います。そのため、電源をつけたり消したりを頻繁に繰り返すほど電気代が上がる原因に……。
弱めの設定でじんわりつけておく方が、結果的に節電になります。1~2時間の外出なら、つけっぱなしにすると運転効率が上がる場合も。ただし、長時間外出する場合は、外出の約30分前にスイッチを切ることをおすすめします。

広告

NGその3.床暖房非対応のラグを敷く

NG床暖房非対応のラグを敷く出典:stock.adobe.com

ラグを敷くと、暖かさが増しますよね。しかし、床暖房のフローリングに敷く場合は注意が必要です。
床暖房非対応のラグは熱を通しにくく、暖房効率を落としてしまううえ、ラグ自体が傷んだり変形したりすることもあります。
床暖房の上にラグを敷く場合は、必ず床暖房対応のものを選びましょう。ラグを購入するときに、ラベルや説明書をよくチェックすると安心です。

少しの見直しで、床暖房がより快適・経済的に

床暖房を正しく使えばとても快適ですが、使い方ひとつで効率や電気代が変わることもあります。家具のベタ置きを避け、頻繁なオン・オフを控え、床暖房対応のラグを選ぶ。この3つを見直すだけでも、より快適で経済的な床暖房の使用ができるはずです。
寒い季節を少しでも心地よく乗り切るためにも、ぜひ今日から見直してみましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る