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もうやらない…。出費は減ったけれど逆効果だった「NG食費節約術」

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2024.06.14

ケチと節約は、紙一重。やりすぎると家計のムダはなくなっても、その分心が痩せてしまいます。ここでは、5人家族・月食費2万円台でやりくりするわたしが後悔した「NGな食費節約術」についてご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

NGその1.手づくりにこだわる

手づくりにこだわる出典:stock.adobe.com

「自炊=手づくり」だと勘違いしていた時期がありました。自炊が食費の節約になることは確かなのですが、材料費を考えると絶対に安上がりだとは限りません。
材料をそろえると、市販品を使うよりもお金がかかるものは結構あります。その事実に気づいてからは、手づくりのこだわりをすぐに捨てました(笑)。
今は冷凍食品も買いますし、時短重視で〇〇の素系の調味料も買います。そのほうが時間も気持ちもゆとりが生まれて、自炊を無理なくつづけられるようになりました。

NGその2.味を無視してコスパを優先する

味を無視してコスパを優先する出典:stock.adobe.com

とにかく”安さ”を優先していた頃は、自炊の満足度も低かった気がします。
バターをがまんして激安マーガリンで炒めものをつくったり、口にはあわないけれどコスパのいいドレッシングを選んだり……。どれも材料費は浮くけれど、結局は食べきれずロスすることが多々ありました。味を無視してコスパを優先するメリットはないどころか、自炊の質が下がって、食事を楽しめなくなります。
毎日おうちごはんを食べるからこそ、ときにはこだわることも大切。今は、節約しながらもお金のかけどころはケチらず、メリハリのある食費管理を心がけていますよ。

NGその3.食後のデザートをがまんする

食後のデザートをがまんする出典:stock.adobe.com

自分にとっての楽しみをおさえすぎるのも、本末転倒です。がまんをし続けると、とんでもないリバウンドを引き起こすことも……。
わたしは過去に、大好きなカフェラテをがまんし続けた結果、ある日突然コンビニで爆買いに走ってしまった苦い思い出があります。たかが1杯のカフェラテかもしれませんが、それが“息抜き”になっているとしたら、がまんが積もり積もって爆発する可能性もあるんです。

食費予算内で購入したアイスとコーン

今は食費の予算内で、食後のアイスを楽しむことも。家計を圧迫しない範囲で、くふうしながら“楽しみ”も諦めません。

やりすぎは節約に逆効果

過度な節約を続けると、家計にとってプラスにならないこともあります。
なにごともキャパを超えて無理をしすぎることは禁物です。お金の使い方は”メリハリ”をつけて、楽しみで息抜きしながらゆるく長く続けていきましょう。

※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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