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「食費が少ない人」がしている“手間も食費も減る”3つの節約テク

働く・学ぶ

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2024.07.01

食費を節約するには、とにかく手間を省くことも必要。無理をしすぎると自炊が続かなくなるので、時短とラクさを極めることが大事です。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりしているわたしが「こっそりやっている節約」をご紹介します。

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1.フライパンは1個を使いまわす

フライパンでつくる焼きそば

大物の洗い物はできるだけ増やしたくないので、できる限りひとつのフライパンを使回します。
順序としては、「茹で→揚げ→焼き」が効率的。豚しゃぶを茹でたらフライドポテトを揚げて、焼そばをつくります。この順番だと、キッチンペーパーでさっと拭けば味移りしません。
中華の日は、餃子を焼いたフライパンでチャーハンをつくる。順番をすこし買えるだけで、洗い物が減って後片付けがラクになります。

2.ごはんは気持ちかために炊く

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好みもあるかもしれませんが、わたしはいつも気持ちかために炊いています。この方が、炒飯やオムライスなどの炒めごはんにアレンジしやすいうえに、パラっとおいしく仕上がるんです。
食べ忘れを防ぐため、炊いたごはんはストックせずに食べ切るのが基本。余ったらだいたい炒めて消費するので、水をすこし減らして炊飯しています。

3.野菜ひとつで和えものをつくる

ほうれん草の和えもの

「副菜はできるだけ時間をかけない」がマイルール。仕事や育児をしていると、夕食づくりにかけられる時間は毎日30分しかとれません。副菜に手間をかけると時間が足りないうえに、メインおかずをつくる気力もなくなります。

限られた時間で食事を用意するために、副菜はできるだけシンプルに。食材はあれこれ使わず、野菜ひとつでできあがる“和えもの”が多いです。
茹でたほうれん草に油揚げと桜えび(乾物)を加えたら、あっという間におひたしの完成。

常温保存できる桜えびと油揚げ

常温保存できる乾燥タイプの油揚げや桜エビは、野菜ひとつでも彩りが出て味も決まるので、欠かせないストック食材です。

手間を省く「ゆる自炊」を

家事や仕事、育児と両立して自炊を続けるのは、決して簡単なことではありません。
とはいえ、節約に自炊は必須。くじけずに細く長く継続するためにも、とにかく手間を抜いてラクをするのは最優先です。
無理をせず”ゆるりと”自炊を続けられるよう、できる手間を抜いて「がんばらないくふう」をしましょう。

※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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