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「月食費10万超の家庭」の家計管理術。毎月着実に貯金を増やす3つのコツ|家計のプロ解説

お金・学ぶ

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2026.06.29

ファイナンシャルプランニング技能士1級で、3児の母でもあるFPの下中英恵です。私は、今まで数多くのご家庭の家計を見てきました。世帯主が40代の4人家族世帯では、食費が毎月平均で10万円を超えています。そんな家庭でも、工夫をすれば、毎月10万円以上をしっかり貯金することも可能です。今回は、私の経験から知った、食費がかかる家庭が毎月上手に家計をやりくりする方法をご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

世帯主40代・4人家族の食費をチェック!

食費出典:stock.adobe.com

まずは、4人家族の1か月の平均食費をチェックしていきましょう。家計調査家計収支編(2人以上世帯)2025年「4人世帯(有業者1人)世帯主の世帯当たり1か月間の収入と支出」によると、「世帯主40代・4人家族」の1か月の平均食費は以下の通りとなっています。

<1ヶ月の平均食費>

世帯主40~44歳世帯:107,780円

世帯主45~49歳世帯:106,350円

世帯主が40代の4人家族は、毎月の食費が10万円を超えています。親が40代の場合、子どもは小学生~高校生くらいの家庭が多く、まさに子どもたちは育ちざかりです。日々自炊をしたり、お弁当を作ったりしていても、1か月の平均食費が10万円を超えてしまいます。毎月、「今月も食費がかかり過ぎた」と落ち込んでいる方もいるかもしれませんね。

しかし、物価高が続く今、4人家族で食費を10万円以内に収めるのは、実は簡単なことではありません。計算上、毎月食費を10万円以内にするには、1日の食費は家族みんなで約3333円、1人当たり1食約278円にしなければならないのです。

食費を少しでも節約しようと頑張っている方は、食費10万円を超えたからといって気落ちする必要はありません。むしろ、「平均10万円」なのですから、「我が家はまずそれを超えないように頑張ろう」と考えて、できる範囲で節約していきましょう。

40代の平均収入は?毎月いくら貯金できている?

給与出典:stock.adobe.com

先ほどの資料によると、世帯主40代で4人家族の1ヶ月の平均実収入と実支出は、以下の通りです。

<1ヶ月の平均実収入>

世帯主40~45歳世帯:703,194円

世帯主46~49歳世帯:702,343円

<1ヶ月の平均実支出>

世帯主40~44歳世帯:483,411円

世帯主45~49歳世帯:529,437円

この結果によると、収入から支出を引いて余る金額は約17万円~22万円となります。この金額を毎月貯金することができれば、1年で200万円、5年で1000万円以上を貯金することも可能ですね。

※あくまで統計上の平均的な余剰(黒字)であり、個別家庭の状況により大きく異なります。

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家計のやりくりのポイント

やりくりする女性出典:stock.adobe.com

では、毎月の食費が10万円を超える中で、どのように貯金していったらよいのでしょうか。

実は、毎月お給与が振り込まれた段階で、毎月の貯金分を別口座に移す先取り貯金を正しく行えば、食費がかかる家庭でも、きちんとお金を貯めることができます。

もちろん、家庭によっては、40代世帯の平均収入より低いご家庭もあるでしょう。その場合は、毎月の貯金の目標金額を下げても問題ありません。貯金を成功させるためには、以下のポイントを確認して、家計をやりくりしてみましょう、

月5万円でも大丈夫。まずは先取り貯金

貯金する女性出典:stock.adobe.com

まずは、先取り貯金の仕組みを作ることが大切です。理想は、「収入-生活費」分をすべて貯金に回すことですが、たまにご褒美として外食したり、臨時出費があったりするときもあるでしょう。それらを見越して、無理のない金額から、先取り貯金を始めてみましょう。

先取り貯金を続けたら、5年で〇〇〇円、10年で〇〇〇円と、貯金額をシミュレーションする

シミュレーションする女性出典:stock.adobe.com

そして、こつこつ貯金を続ければ、将来どのくらいお金が貯まるかシミュレーションしてみましょう。具体的な金額が分かると、貯金へのモチベーションアップにつながります。子どもの教育費や老後資金も可視化できるので、将来のお金の不安が消えていきます。

世帯の収入を増やすことができないか検討する

働く女性出典:stock.adobe.com

さらに、貯金アップを目指すには、収入アップを目標にすることも大切です。パート勤務から正社員を目指す、昇給のために転職を検討する、副業を行うなど、収入を増やすことができないか検討しましょう。

冷静に家計を見つめてみよう

毎月食費が10万以上かかっているご家庭でも、冷静に家計を分析すれば、毎月貯金できることが分かります。今回ご紹介した内容を参考にしながら、食費や貯金額など、自分のご家庭の家計をぜひ見直ししてみてはいかがでしょうか。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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