(1)高級調味料
高級調味料は、料理の味をワンランクアップさせてくれる頼もしい存在ですが、継続して購入すると意外と出費がかさむものです。
一見コスパが良さそうな大容量タイプも、少量ずつしか使わないと酸化して風味が落ちることがあります。
たとえば、エキストラバージンオリーブオイルは空気や光に弱く、開封後は劣化が早いので、「せっかく高いものを買ったのに使い切れずに捨てる」ということも起こりがちです。
そのため、節約上手な人は、高級調味料をあえて買わないか、使い切りやすい小さいサイズを選ぶなど、無駄になりにくい買い方を心がけています。
もし使い切れずに眠っている高級調味料があれば、買い方や使い方を見直してみるとよいでしょう。
(2)コンビニスイーツやカフェドリンク
ちょっとしたご褒美に買いたくなるコンビニスイーツやカフェのドリンク。しかし、1杯500円のカフェラテや、300円のスイーツを週に数回買うだけで、月に数千円の出費になってしまいます。
一度の支出は少額でも、積み重ねると意外と大きな出費になっていることに気づいて驚く人も少なくありません。
特にコーヒーは、1杯あたりに使う豆のコストは数十円程度。それにもかかわらず、店頭で買うと何倍もの価格になることもあります。
節約上手な人は、マイボトルに自家製ドリンクを入れたり、スイーツの購入頻度を抑えたりと、無理のない範囲で工夫している人が多く見られます。
(3)小分けヨーグルト
毎日の食事にヨーグルトを取り入れている人も多いですが、小分けパックを選び続けると、気づかないうちに出費がかさんでいることがあります。
小分けタイプは便利ですが、実はコストパフォーマンスがあまり良くありません。家族全員分をそろえると、1日200円以上、1か月で6,000円近くかかる計算になります。
そのため、節約意識の高い人の中には、小分けパックをやめて大容量のプレーンヨーグルトに切り替える人が増えています。フルーツやはちみつでアレンジすれば、味の満足感を保ちながら、月に数千円程度の節約が可能になることも。
さらに、大容量タイプは容器のゴミも減らせるため、家計にも環境にもやさしい選択と言えるでしょう。
見直せるところから見直そう
「ちょっとくらいなら」と続けている買い物も、積み重なれば意外と大きな出費になるものです。節約上手な人は、日常の当たり前を見直し、無理なく工夫を取り入れることを心がけています。
日々の小さな買い物の習慣を少し変えるだけでも、意外なほど食費の節約につながることがありますよ。