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食費の節約を成功させる「週末まとめ買いルール」【お金の専門家が直伝】

働く・学ぶ

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2024.05.25

お金の専門家・ファイナンシャルプランナーの山根純子です。食材の買い物に行く頻度を減らすと、時間や労力の節約になるだけでなく、食費を減らす効果もあります。けれども、まとめ買いで食費の節約を成功させるには、いくつか気を付けるポイントもあります。今回は、長年週末まとめ買いをしてきた筆者が、まとめ買い派ならではの買い物のコツをお伝えします。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

買い物前に1週間の献立をざっくり決める

冷蔵庫を開ける女性出典:www.photo-ac.com

買い出しの前には、冷蔵庫に残っている食材をチェックしてから1週間の献立をざっくりと考えておきます。鶏むね肉やたまご、豆腐など安くて栄養もあり食べ応えもある食材で作れる主菜を1~2つ入れておくと、予算内に収めやすくなります。

購入予定の食材が買えないことや、値段が高い場合もあるので、献立はあくまでも「予定」くらいに考えておくと気がラクです。

あらかじめ飲み会や出張などでご飯が要らない日がないか、家族の予定を確認しておくことも買いすぎを防ぐのに必要です。

スーパーのはしごはNG

時計と買い物カート出典:www.photo-ac.com

特売品を買うためにスーパーをはしごすると時間をムダ使いするばかりか、お店ごとに余計な買い物もしてしまいがち。

我が家では食料品の買い物は3~4つの行きつけのお店がありますが、週末の買い物は、野菜、肉、魚など生鮮食品が安いスーパーと冷凍食品や調味料が安いドラッグストアの2か所以内で済ませることにしています。

行き慣れたお店なら、どこに何が置いてあるかもわかるので買い物にかける時間も短くて済み、ムダ買いをしなくて済みます。

野菜は特に買いすぎないように注意

野菜売り場出典:www.photo-ac.com

野菜のなかには冷凍すると味が落ちるなど長期保存が難しいものがあります。せっかく安く買っても捨てることになれば一番の無駄遣いになるので「買いすぎない」ことを特に心掛けています。

また、「キャベツやレタスは切り口が変色していない」「トマトはヘタがピンとしている」など、すぐに傷まない新鮮な野菜を選ぶ方法を知っておくことも大切です。

肉や魚はその日のうちに冷凍保存

豚肉出典:www.photo-ac.com

肉や魚は冷蔵庫でそのまま1週間も持たせることはできないので、その日のうちに冷凍保存しましょう。

調理しやすいように1食分ずつ食べやすい大きさに切り下味をつけてから冷凍しておけば、平日の食事作りがぐっとラクになります。

平日は買い物に行かない

半額シールのカット野菜出典:www.photo-ac.com

買う必要のないものでも「特売品」の文字をみるとついつい買いたくなってしまうもの。そんな誘惑を避けるためにも、買い物に行く回数を減らすことは節約に繋がります。

我が家ではうっかり買い忘れがあったとしても、他の材料で代用したり、メニューを変更したりして平日には極力買い物に行かないようにしています。

朝食を食べる家族出典:www.photo-ac.com

食費の節約で最も大切なことは、使い切れるだけの食材を購入することです。家族の人数やライフスタイルによっては、週に一度のまとめ買いが難しい場合がありますが、買い物に行く頻度を徐々に減らしていこと段々とコツがつかめてくると思います。

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著者

山根純子

山根純子

ファイナンシャルプランナー、マイライフエフピー®認定ライター 結婚・出産・専業主婦を経て、社労士事務所で社会保険・労働保険の実務を20年以上経験。お金は「貯め時」もあれば、「使い時」もあります。 妻となっても母となっても、女性が自分のやりたいことがやれるようにお金の面のサポートさせていただきます。

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