NGその1.空気圧をチェックしない
まず重要なのが、タイヤの空気圧。適正値より不足すると、走行するときの抵抗が増して、燃費は確実に悪化します。
例えば、空気圧が適正値より50kPa足りないまま走行した場合、市街地で走ると約2%、郊外で走行すると約4%の燃費が低下してしまうんです。
空気圧のチェックは、1ヵ月に1回が目安。ガソリンスタンドで簡単にチェックできますので、給油する際には点検する習慣をつけましょう。
NGその2.急発進しがち
発進時にアクセルを強く踏み込むと、エンジンに負荷がかかり、燃料消費が増加します。加速を繰り返し行うと燃費は悪化するため、経済的な走り方とは言えません。
燃費はアクセルの踏み方ひとつで変わるもの。停止状態から時速20kmに達するまでに5秒以上かける「ふんわりアクセル」を心がけると、急な発進・加速は避けられます。
NGその3.荷物を積みっぱなしにする
車内に余計な荷物を積んでいると、車両重量が増します。すると、それだけで消費エネルギーが多くなり、燃費は悪化。車の燃費は、重さによっても大きく左右されるんです。
例えば、車に100kgの荷物を積んだ場合、燃費は3%ほど落ちると言われています。定期的に車内を整理して、必要のない荷物はおろしましょう。
燃費を悪化させない乗り方を
なんとなく車を運転すると、燃費が悪化する原因に気付けません。大切なのは、日々の運転習慣を見直すこと。
まずは愛車をチェックして、ガソリン代が節約できるくふうを取り入れましょう。
※参考:環境省「エコドライブ10のすすめ」
https://www.env.go.jp/air/car/ecodrive/susume.html?utm_source=chatgpt.com