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家族の人数別「食費の平均額」を大公開!あなたの家庭は平均より下?上?

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2024.04.10

少しでも家計の支出を抑えようと、食費節約に励んでいる人は多いでしょう。今回は、日本の平均食費をご紹介します。また、食費を上手に節約する方法や、食費を節約する上で役立つ便利な食材をチェックしていきましょう。

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毎月かかっている食費はいくら?

みなさんは、毎月いくら食費に使っているでしょうか。食費は、家族構成によって大きく変わります。2023年の家計調査によると、全世帯の平均食費は毎月67,078円。世帯の人数別にかかる平均食費は以下の通りです。

グラフ

家族の人数が増えると食費は増えていきます。ただし、大家族の場合は自炊をすることで食費を抑えることができます。

例えば、1人暮らしから2人暮らしになると、食費は月約1.7倍アップします。一方、1人暮らしから、5人暮らしになると、食費は約2.4倍アップとなり、5倍になるわけではありません。大家族であっても、工夫しながら上手に自炊をすることで、食費を節約することが可能です。

食費節約の基本!

具体的にどのようにして毎月の食費を節約していけるのか、家計を助ける節約食材をチェックしていきましょう。

食費節約方法

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  • 無駄な買い物をしないように、予め買い物リストを用意する
  • 冷凍庫を活用する
  • 冷蔵庫や冷凍庫はこまめに在庫をチェック

食費を節約する最大のポイントは「買い過ぎない」こと。使い切れない分量を買ってしまったり、食材を冷凍庫に入れたままにしたりすると、食費の浪費につながります。

食材を多めに買ってしまった場合は、冷凍庫を活用するのが大切。スーパーに行く前に買う食材をチェックし、冷蔵庫を定期的に整理してどんな食材が残っているか、把握しておきましょう。

食費が節約できる食材を選ぶ

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  • 単価が安い食材
  • 冷凍できるもので、大容量だと単価が安くなる食材

食費を安くするためには、やはり単価が安い食材を利用すると良いでしょう。例えば、もやしや豆苗、キノコ類です。キノコは冷凍保存をすることもできます。

豆腐や油揚げも栄養満点な上、単価が安くコストパフォーマンスが良い食材です。肉の場合は、鶏むね肉がお得ですね。

大容量パックは、単価が安く設定されていることがあります。特に肉は冷凍保存ができるので、使う分ずつ小分けに冷凍しておくと良いでしょう。

食費節約の注意点

ポイント出典:stock.adobe.com

最後に、食費を節約する上での注意しておきたいポイントを見ていきましょう。

  • 栄養バランスに気を付ける
  • 厳しすぎる倹約でストレスを貯めないようにする
  • 食費以外の節約も検討する

食費の節約を頑張りすぎてしまい、毎日もやしばかりのご飯だと栄養バランスが偏りますね。そして、飽きてしまったり、自由に好きなものが食べられないストレスを感じるかもしれません。

上手に節約生活を続けるためには、無理なく行うことが大切です。たまには、好きな食材を使って料理するなど、メリハリをつけたメニューを考えましょう。

また、食費だけではなく家計全体でバランスよく節約を行うと良いでしょう。家計の中で、支出割合が高い家賃や、スマートフォンの通信費、光熱費など、その他節約できるポイントはないかを検討しながら、家計全体の支出を減らしていきましょう。

まとめ

食費を節約するためには、まず毎月どのくらい食費を使っているか把握しましょう。そして、今回ご紹介した節約方法や、節約に役立つ食材を利用しながら、上手に食費をコントロールしていってくださいね。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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