(1)大量の安売り野菜
安くておいしい旬の野菜を買うことは、食費の王道節約テクです。
しかし、「安売りだから」という理由で買うのは考えもの。スーパーの入り口には、その日の特売野菜がずらりと並んでいることが多く、お得感が先行してつい手を伸ばしてしまいます。
しかし食費をおさえるには、「必要なものを使う分だけ買う」が基本。たとえ安売りであっても、買う予定がないのならムダ買いと変わりません。
野菜は足がはやいものが多く、買いすぎると食品ロスにもつながります。特売野菜は流れで買うのではなく、“必要かどうか“見極めて選びましょう。
(2)割引のお総菜
割引シールが貼られた商品は、家計にとってプラスしかなさそうに思えます。でも、そもそも買う予定がない品の場合は、たとえ半額でもムダな支出と同じです。
特にお総菜は、「手間抜きできる」というメリットが加わることから、つい衝動買いしがち。定価より安く手に入ればもちろんお得ですが、5人家族のわが家にとっては半額であっても自炊より割高です。
(3)買い出しついでのお菓子
会計でレジへ向かう途中も、スーパーは誘惑がたくさん。「買い出しを頑張ったから」と理由をつけて、お菓子をついで買いしていませんか?
「お菓子を買うのが悪」というわけではないのですが、食費の使い方に問題があります。お菓子を買うことが当たり前になれば、予算がかさむのは当然。たかがお菓子でもチリが積もって、「お給料日前にカツカツ……」というのはよくある失敗です。
お菓子などの嗜好品は、買いどきや予算を食費とわけると“うっかり”ムダ遣いが減らせます。月にいくら使っているかも明確なので、家計管理もしやすいですよ。
必要なもの以外は買わない
食費がすくない人は、買い物前にリストをつくり「必要なもの以外は買わない」を徹底しています。安さや誘惑に負けず、いかに余計なものカゴに入れないかが予算を守れるかどうかの分かれ目です。
誘惑の多いスーパーで”うっかり”出費をしないよう、より意識しながら買い物をすると食費はおさえられますよ。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。