「貯金が得意な人」と「貯金が苦手な人」の決定的な違いとは
同じように「貯金がしたい」と思っていても、思うように成果が出ない人もいれば、順調に成果を出していく人もいます。気持ちは同じでも成果が異なるのはなぜなのでしょう。
今回は、貯金が苦手な人の特徴を紹介します。貯金をしたいのに貯金ができないと感じている人は、当てはまるところがないか確認してみてくださいね。
(1)収入のせいにしている
貯金が苦手な人は、貯金がうまくいかない理由として「収入」をあげる人が多く見られます。
確かに、一定の基準以下の収入の方は、一般的な収入の方よりも貯蓄がしにくい状況になることはいなめません。
しかし、貯金が得意な人は、収入が少なめであっても、その収入の中で上手にやりくりしようと考えることで、貯金に成功していきます。収入が足りないのであれば、足りない分はアルバイトを掛け持ちしてでも稼ぐ努力をしますし、稼ぐことができないなら収入に合わせた生活に切り替えるといったライフスタイルの見直しが臨機応変にできるからこそ、収入に関わらず貯金に成功するのですね。
(2)お金のやりくりに自信が持てない
貯金が得意な人は、今月はこれくらいの予算でこう生活すれば問題ない、などおおよその見通しを立てて行動しています。そのため、給料日前や月末などになっても、お金がカツカツになって苦しくなるということはありません。一定の期間のやりくりに自信をもっているからこそ、予定通りの貯金に成功し続けることができるのです。
一方、貯金ができない人は、目先の支出を減らすことには頑張りますが、先々の収支まで気にしようとはしません。そのため、いつも支払い額が気になるなど、いつまでたってもお金のやりくりに自信が持てない人が多く見られますよ。
(3)必要以上に頑張ってしまう
貯金が得意な人は、貯金をするために、お金のやりくりを頑張ろうとは考えていない人が多く見られます。むしろ好きな言葉は「ほったらかし」など、できるだけ頑張らなくてもお金が貯まる仕組みを作ろうとします。
しかし、貯金が苦手な人は、貯金をするには努力が必要だと考え、必要以上に頑張らないとできない節約に手を出しがちです。初めのうちはやる気満々だったのに、次第に面倒になってやめてしまうという人が多く、頑張りすぎるがゆえに長続きしないのです。
貯金の習慣を身につけよう
貯金が得意な人と苦手な人は、同じくらいの気持ちで貯金をしたいと考えても、最終的な成果には大きな差が出るものです。
一番大切なことは、一時的な頑張りで貯金をするのではなく、長期的に少しの頑張りで継続できるような貯金の仕組みを整えてしまうことですよ。