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「光熱費が高い人」がキッチンでやりがちな“3つのNG習慣”「いつものクセでやってた…」「見直そう」

働く・学ぶ

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2025.05.17

節約生活スペシャリストの三木ちなです。キッチンは毎日使う場所だからこそ、知らないうちに光熱費がかさんでいることも。ちょっとした“いつものクセ”が、電気代や水道代のムダづかいにつながっているかもしれません。今回は、節約上手さんが見直している「やりがちなNG習慣」を3つピックアップ。ちょっと意識を変えるだけで、家計の負担が減るかもしれません。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

NGその1.食洗機を少量で動かす

食洗機出典:stock.adobe.com

忙しいときこそ役立つ食洗機。あまりの便利さに、洗う食器が少ない状態でも使ってしまうことはありませんか?
食洗機は、電気だけでなく水と洗剤も使う家電。ちょこちょこ運転するよりも、まとめ洗いの方が経済的です。終わった食器は軽くゆすいで、1回分たまるまで待つのが賢い使い方。今すぐ洗わない分は水につけておくだけでもいいので、こまめな運転は避けましょう。

NGその2.冷蔵庫に食材を詰め込みすぎる

冷蔵庫出典:stock.adobe.com

買いすぎた食材をとりあえず詰め込んでしまうと、冷気の流れが悪くなります。冷却効率がダウンするため、余計な電力を消費。このような“冷蔵庫パンパン収納”は、電気代がかさむ原因のひとつです。
冷蔵室は7割くらいの容量をキープしておくのが理想的。冷気が全体にまわるように、すき間をあけましょう。見やすく整理することで、うっかり賞味期限を過ぎるのも防げて一石二鳥。余裕を持たせる収納を心がけると、余計な電力消費は避けられます。

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NGその3.炊飯器で保温を続ける

炊飯器のご飯出典:stock.adobe.com

ごはんを炊いた後、「あとで食べるから」と長時間保温のままにしていませんか? 保温機能は地味に電力を使うため、できるだけ早く切ると節電になります。
保温時間の目安は4時間。保温するよりも、電子レンジで温め直す消費電力の方が小さく済みますよ。
長く保温すると、ごはんの風味も落ちますので、まとめて炊いたときはラップで包み、冷凍保存しましょう。

“いつもの習慣”にこそ節約のヒントが

キッチンは「何気なくやってること」の積み重ねが、光熱費に直結しやすい場所。ほんの少しの見直しで、ムダな電気代をしっかりカットできます。
今日の食器洗いや炊飯、冷蔵庫の整理から、小さな節約をはじめてみませんか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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