NGその1.食洗機を少量で動かす
忙しいときこそ役立つ食洗機。あまりの便利さに、洗う食器が少ない状態でも使ってしまうことはありませんか?
食洗機は、電気だけでなく水と洗剤も使う家電。ちょこちょこ運転するよりも、まとめ洗いの方が経済的です。終わった食器は軽くゆすいで、1回分たまるまで待つのが賢い使い方。今すぐ洗わない分は水につけておくだけでもいいので、こまめな運転は避けましょう。
NGその2.冷蔵庫に食材を詰め込みすぎる
買いすぎた食材をとりあえず詰め込んでしまうと、冷気の流れが悪くなります。冷却効率がダウンするため、余計な電力を消費。このような“冷蔵庫パンパン収納”は、電気代がかさむ原因のひとつです。
冷蔵室は7割くらいの容量をキープしておくのが理想的。冷気が全体にまわるように、すき間をあけましょう。見やすく整理することで、うっかり賞味期限を過ぎるのも防げて一石二鳥。余裕を持たせる収納を心がけると、余計な電力消費は避けられます。
NGその3.炊飯器で保温を続ける
ごはんを炊いた後、「あとで食べるから」と長時間保温のままにしていませんか? 保温機能は地味に電力を使うため、できるだけ早く切ると節電になります。
保温時間の目安は4時間。保温するよりも、電子レンジで温め直す消費電力の方が小さく済みますよ。
長く保温すると、ごはんの風味も落ちますので、まとめて炊いたときはラップで包み、冷凍保存しましょう。
“いつもの習慣”にこそ節約のヒントが
キッチンは「何気なくやってること」の積み重ねが、光熱費に直結しやすい場所。ほんの少しの見直しで、ムダな電気代をしっかりカットできます。
今日の食器洗いや炊飯、冷蔵庫の整理から、小さな節約をはじめてみませんか?