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洗濯にかかる「水道代」の節約につながる“3つの節水習慣”

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2024.04.14

節約生活スペシャリストの三木ちなです。暮らしていくうえで、洗濯は欠かせない家事のひとつ。暖かい日が増えて洗いものが増えるこれからの時期、洗濯にかかる水道代も気になるものです。そこで今回は、今日からできる「洗濯の節水習慣」についてご紹介します。

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洗濯物は8割上限でまとめ洗い

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洗濯機を稼働させる回数が少ないほど、使用水量は減らせます。ご自宅の洗濯機の容量に合わせて、まとめ洗いをしましょう。
毎日洗濯をしている方は、2日に1回にするだけで水道代と家事の手間が減り一石二鳥です!

ただし、洗濯物の量は8割が目安。わが家の洗濯機は9.6kgタイプなので、約7.6kgが上限です。
洗濯物の量が多すぎると、洗濯機にかかる負担が大きくなるだけでなく、衣類の汚れが落ちきれないなどの問題が出てきます。

お風呂の残り湯を使う

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手っ取り早く節水する方法として、「残り湯洗濯」があります。
お風呂の残ったお湯を洗濯に再利用することで、水量が減って節約になるというものです。

家計的にはプラスになる洗濯テクですが、いくつか注意点も。あまりに汚れた残り湯で洗濯すると、皮脂や髪の毛で衣類が汚れる場合があります。
残り湯は「洗い」の段階で使いますが、きれいな水ですすいでも雑菌の繁殖を100%防げるわけではありません。入浴剤は、色や臭い移りの心配があるため、残り湯洗濯をする場合は避けた方が無難です。

コースを使い分ける

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洗濯機によって、いろいろなコース(設定)が備わっていますよね。じつはこれ、使い分けないと損。自動コースばかりを使うのはもったいないんです。
衣類の汚れ具合や素材によっては、すすぎ回数が1回で十分な場合もあります。
汚れている衣類でも、事前にしっかりとシミ抜きを行えば、洗濯機でガシガシ洗わなくても大丈夫です。
すぐに自動コースボタンを押すのではなく、衣類に合う洗い方を選ぶと水道代はムダになりません。

洗濯機の節水は今すぐできる

洗濯にかかる水道代は、洗濯物の量や洗う頻度を見直すだけでも節約できます。
洗濯機のコースの使い方を工夫すれば、節水効果はさらにアップしますよ。洗濯物が増える時期に備えて、今からできる節水を習慣づけていきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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