使わないもの1. ネットスーパー
共働きで子ども3人、実家・義実家も遠方なうえに夫も激務……。わが家のように、“頼れる人がいない”毎日を送っている人は、きっと少なくないはずです。そんなとき、WEBで買い物ができる「ネットスーパー」はとても便利ですが、わたしは“あえて”使いません。
手数料・送料・価格を考えると、わが家の家計にとっては割高。スーパーへ出向けば出会える見切り品もチェックできないので、その日の“お得”に合わせて買い物をするわたしには不向きでした。
スーパーに行く時間は節約できますが、結局はスマホやPCに向かう時間は必要。結果的に、足を運んだ方が時短と節約になるな……と感じています。
使わないもの2. ミールキット
カット済みの野菜と調味料がセットになったミールキット。忙しい毎日だと、ぱぱっと夕飯がつくれて時短になりそうですが、1食あたりのコストはお高め。わが家は娘たちと夫が食欲旺盛なので、食べざかりの家族がいると量が足りません。
ミールキット以外にも、今は便利な食材がたくさんあります。わたしは冷凍野菜や市販の素など、自分のライフスタイルに合う商品を使って時短と家事ラクにつなげています。
使わないもの3. 味付け済のお肉
味付け済みの冷凍肉は、炒めるだけで一品できあがる主婦の味方。でも、グラム単価を見ると、割高なものがほとんどです。同じ量の肉でも市販品はソースでかさ増しされていることもあるので、調理してみるとボリュームが足りないことも……。
味がついていると便利ですが、よく考えたら“味付け”にかかる手間と時間はほんの少し。塩コショウならふりかけるだけで終わりますし、めんどうなら焼肉のたれ1本でもおいしいです。
味を自分好みに調整できるうえ、分量も自由なのが手づくりのメリット。だからわが家は、味付け肉ではなくパック肉を自分で味付けするスタイルです。
「便利だから」と頼りすぎない
忙しいと便利なものに飛びつきたくなりますが、家計を守るにはコスパを考えることも大事です。食費予算や家事にかけられる時間は、人それぞれ。自分に合う節約の仕方にたどりつくまで、試行錯誤しながら日々のやりくりを模索しましょう。