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「水道代が高い家庭」に共通する“お風呂のNG習慣”3つ「家族にも相談する」

働く・学ぶ

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2025.11.27

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。水道代がいつも高いと感じている人はいませんか。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、「水道代が高い家に共通するお風呂習慣」についてご紹介します。

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(1)シャワーを出しっぱなしにする

シャワーを出しっぱなし出典:stock.adobe.com

水道代が高いご家庭に多いのが、シャワーを出しっぱなしにしてしまう習慣です。髪や体を洗っている間も水を止めずに使い続けていると、1回の入浴で想像以上に多くの水を使ってしまいます。特に家族全員が同じような使い方をしていると、その分だけ水道代がかさんでしまうことになります。

ほんの少しの間だからと感じる人もいるかもしれませんが、こまめにシャワーを止める習慣をつけるだけで節約につながるはずですよ。

また、自分だけでなく、家族の中にシャワーを出しっぱなしにしてしまう人がいないか確認してみることも大切です。

(2)お風呂のお湯を再利用しない

浴槽のお湯出典:stock.adobe.com

浴槽のお湯を毎日捨ててしまうご家庭も多く見られますが、お湯を再利用しない習慣があることが、水道代が高くなる原因になることもありますよ。

少しでも水道代を抑えたいなら、お湯はそのまま流さずに、できるだけ再利用するのがおすすめです。洗濯に使ったり、下着や靴下の予洗いに利用したりするだけでも、節水につながりますよ。

どうしても衛生面が気になる場合は、浴槽を掃除するときに残り湯を使うなど、「これなら気にならない」という範囲で活用することから始めましょう。

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(3)浴槽にお湯を入れすぎる

お湯を入れすぎる出典:stock.adobe.com

お風呂に入るときは、「たっぷりのお湯でゆっくりつかりたい」と考える人も意外と多いものです。

とはいえ、お湯を入れすぎると、入浴したときにお湯があふれてしまい、その分無駄な水道代がかかってしまいます。また、お湯の量が多いほど追い炊きにも時間がかかり、水道代だけでなく光熱費が余計にかかる原因にもなります。

冬場のようにしっかり温まりたい時はお湯を多めにしても良い一方で、夏場は少なめにするなど、季節や状況に合わせて湯量を調整するのもおすすめです。

さらに、水道代が高くなりやすいご家庭では、朝風呂の人と夜風呂の人がいるために、朝と夜の2回お風呂を沸かす習慣があるご家庭もあります。お湯を入れる回数が多すぎるとそれだけで水道代がかさむため、家族の入浴のタイミングを見直すだけでも節約につながりますよ。

無意識の水の出しすぎに注意しよう

水道代の節約出典:www.photo-ac.com

水道代が高くなりやすいご家庭では、無意識のうちに水を使いすぎていることが多いものです。毎日の習慣になっていると気づきにくいですが、少しでも「当てはまるかも」と思うことがあれば、習慣を見直すだけで水道代の節約につながります。
水道代を節約したいなら、まずは小さな習慣の見直しから始めましょう。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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