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節約は“固定費”の見直しから!無駄な出費が減る2つの節約術「効果が持続する」「すぐできる」

働く・学ぶ

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2025.12.26

「お金がなかなか貯まらない」「節約したいけど、どこから手をつけていいかわからない……」。そんな悩みを抱えていませんか? 今回は、ファイナンシャルプランナー・原田茂樹さんに、効果が持続しやすい節約術のポイントについて教えていただきました。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

教えてくれたのは……ファイナンシャルプランナー・原田茂樹さん

原田茂樹さん

ファイナンシャルプランナー。「家計平和から家庭平和へ」をモットーに、主に子育て世代に役立つお金の知識を届けている。通称「節約お兄さん」として、Instagramを中心に固定費を浮かせる節約術や資産形成について発信中。

効果が持続しやすい節約術のポイント2つ

ファイナンシャルプランナー・原田茂樹さんによると、日常生活における節約の効率を上げるためには、押さえておきたいポイントがいくつかあるとのこと。今回は、効果が持続しやすい節約術のポイントについて教えていただきました。

1. 毎月一定額がかかる「固定費」の見直しから行う

レシートとスマホを持つ女性出典:stock.adobe.com

家計の支出には、毎月一定額がかかる「固定費」と、食費や日用品費、被服費など生活によって変動する「変動費」があります。節約の効果を長期的に継続させるためには、まずは毎月の固定費の見直しを行うことが大切です。

変動費を減らすには、日々の買い物の仕方や生活習慣を意識的に変え、継続することも必要です。一方、保険料や携帯代などの固定費は、一度見直すとその後も継続的な節約効果が生まれるのが特徴です。たとえば、携帯代が月3千円下がった場合、年間で3.6万円、2年間では7.2万円の節約になります。

2. 削減効果が大きなものから着手する

家計出典:stock.adobe.com

より節約効果を上げるためには、固定費の中でも節約のメリットが大きい項目を優先的に見直すのがポイントです。

たとえば、月1万円減らせる見直しと、月5千円減らせる見直しでは、同じ時間をかけても成果に2倍の差が生まれます。高額な支出から順に取り組むことで家計改善のスピードが大きく変わるため、まずは毎月の負担が大きい固定費からチェックしてみましょう。

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負担が少なく継続しやすいことから取り組もう

固定費の見直しは長期的な節約効果が見込めるぶん、家計改善の土台になりやすいことがわかりました。日々の努力や意識改善が必要な変動費ばかりに意識を向けるのではなく、継続的に支出が減り続ける仕組みを一度作ってしまったほうが、ストレスも少なく節約成果も大きくなりそうですね。無理なく家計を整えるため、負担が少なく継続しやすい部分から見直しを進めていきましょう。

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著者

糸野旬

糸野旬

エンタメ・カルチャーをこよなく愛するフリーライター。心地よい暮らし方や生活に役立つヒントを日々模索中。ヨガと漫画が心のよりどころ。

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