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節約してたつもりなのに電気代が上がる“炊飯器のNGな使い方”3つ「逆効果だった…」「見直したい」

働く・学ぶ

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2025.10.27

節約生活スペシャリストの三木ちなです。毎日の調理に欠かせない「炊飯器」。新米を楽しめるこの季節は、使う頻度も増えそうです。しかし、使い方によっては電気代がじわじわと上がってしまうことも……。そこで今回は、知らずにやっている人も多い、電気代がかさむ「炊飯器のNGな使い方」を3つご紹介します。

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NGその1.少量炊きを何度も繰り返す

少量のごはん出典:stock.adobe.com

「今日は1合だけでいいや」と、その都度少しずつ炊いていませんか? じつはこれ、電気のムダ遣いにつながるNG行為です。
炊飯器は釜全体を加熱して炊き上げるため、1合でも3合でも使う電力量に大きな差はありません。つまり、少量炊くよりも一度に多く炊いた方がお得なんです。
炊く回数を減らすには、まとめ炊きした後に小分け冷凍するのがおすすめ。食べる分だけ電子レンジで温めると節電になりますよ。

NGその2.長時間保温する

炊飯器から保温していたごはんをよそう出典:stock.adobe.com

炊飯器の保温機能は便利ですが、長時間つけっぱなしにするのは禁物です。電力をずっと使っている状態になるため、当然電気代はかさみます。
7~8時間保温するより、炊飯を2度に分けるか一度電源を切って冷凍保存するかをおすすめします。また長時間の保温は、ご飯が黄ばんだり乾燥したりするなど劣化につながるため注意しましょう。
涼しい季節は、炊飯器の予約機能を使うのもいいでしょう。食べる時間に合わせて炊飯予約しておけば、保温時間を短縮できます。

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NGその3.古い炊飯器をずっと使っている

古い炊飯器出典:stock.adobe.com

物持ちがいいことは素晴らしいですが、10年以上前の炊飯器を使っている場合は要チェックです。最近の炊飯器は「エコモード」や「自動オフ」といった機能を備え、省エネ化が進んでいます。
また、古い機種は余分な電力を消費することも……。買い替える際は、省エネ基準達成率や年間消費電力量(kWh表示)をチェックすると、どのくらい節電できるか目安が分かりますよ。初期費用はかかりますが、電気代の節約や炊き上がりの味を考えれば、元がとれるはずです。

炊飯器の使い方を見直そう

炊飯器の電気代は、「どのくらい炊くか」「どれだけ保温するか」「どんな機種を使うか」で変わります。一度に大きく電気代を節約できるわけではありませんが、毎日のことですから"チリツモ"が大事です。

※炊飯器の消費電力量は機種や炊飯量、保温時間によって異なります。本記事で紹介する内容は一般的な傾向に基づいたものです。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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