1.見た目への投資
「自分の見た目にお金をかけるのはもったいない」と思っていた時期もありました。けれど、年を重ねるごとに、何もしないままでは乗り切れない部分も出てきたんです。
家事や仕事のやる気を上げるためにも、ある程度の自分への投資は必要。家計を圧迫しない程度なら必要経費だと割り切っています。
わたしも、2か月に1回美容院に通ったり、お気に入りのコスメを愛用したりしています。肌ケア用の化粧品には最低限のラインでお金を使っていますよ。
身だしなみを整えることは、気持ちまで前向きになれる“いいお金の使い方”だと感じています。
2.外食
基本的には毎日自炊で乗り切っていますが、たまの外食も大切な時間です。以前は、少しでも貯金にまわすために外食を禁止していた時期もありましたが、家族の楽しみや日々のごほうびの時間が減って、心の栄養が不足しがちに……。
今は、「月に2回まで」「ひと月の外食費は〇〇円まで」といったように、予算の中で楽しむルールを作って外食を取り入れています。
まったく行かないより、決めた範囲で楽しむ方がストレスも少なく、節約のやる気も持続しました。ご飯づくりや洗い物といった家事からも解放されるので、外食するとリフレッシュになります。
3.推し活
節約だけでなく、家事や子育てを頑張る糧も大切にしています。そのため、推し活も諦めません。予算を決めて、人とは比べず自分のペースで楽しみます。
推し活に限らず、好きなことにお金をかけるのは、心に栄養を蓄えるために必要です。やりすぎはよくありませんが、家計に大きな負担がない範囲で楽しむのなら全然アリです。
実際にわたしは、好きなものを通して前向きになれる時間を持つようになり、仕事のモチベーションがアップしました。
我慢ばかりだと節約は長く続かない
お金を貯めるコツは、徹底的に節制するのではなく「使い方を選ぶ」こと。自分や家族の心を豊かにしてくれる支出は、節約の敵ではありません。
我慢ばかりの節約は、どこかで反動が出てしまうリスクがあります。だからこそ、使うところは決めて、気持ちよく楽しむことが大切です。メリハリのある「自分らしいお金の使い方」が見つかると、きっと楽しみながら節約が続けられますよ。



