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冬に活躍する「床暖房」の“電気代が膨らむ”NG行為3つ「知らなかった…」「高いはずだ」

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2025.12.16

節約生活スペシャリストの三木ちなです。冬になると活躍する「床暖房」。足元からじんわり感じる暖かさのおかげで、寒い日も快適に過ごせます。しかし、気になるのは電気代の高さ。そこで今回は、日頃からやりがちな「床暖房の電気代がかさむNGな使い方」を3つご紹介します。

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NGその1.設定温度が高すぎる

NG①設定温度が高すぎる出典:stock.adobe.com

床暖房は足元から体を暖める仕組みなので、エアコンより低い設定温度でも心地よく過ごせます。
ただ、足元が暖まるまで時間がかかることから、つい設定温度を高くしてしまいがち。しかし温度が高過ぎれば、電気代は当然上がります。
床暖房の設定温度を意識せずに使っていた方は、1~2℃下げてみて消費電力をカットしましょう。

NGその2.ON・OFFを頻繁に繰り返す

NG②頻繁にON・OFFを繰り返す出典:stock.adobe.com

節約しようと思うと、外出のたびにスイッチを切りたくなりますよね。でも、床暖房に限っては、それが逆にムダにつながってしまうことがあるんです。
床暖房は、冷えた床を再び温め直すときに最も電力を消費します。あまりに頻繁なON・OFFは避け、就寝時や外出するときは30分ほど前にスイッチを切りましょう。床暖房は電源を切ってからも暖かさが続くので、早めのスイッチOFFも節電につながります。
タイマーを使って、床暖房を計画的に運転するのもおすすめです。

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NGその3.床暖房の上に厚いラグを敷く

NG③ラグを敷く出典:stock.adobe.com

冬になると、ふわふわのラグを敷きたくなりますよね。しかし、床暖房との相性はあまりよくありません。
床暖房は、床面に広がる熱をそのまま室内に伝える仕組みです。そのため、床に厚いラグを敷くと熱がこもってしまい、かえって暖まりにくくなります。それだけでなく、熱がこもることでラグや床材が変形したり変色したりする可能性も……。
床暖房はラグなどを敷かずに使うこともできますが、敷く場合は床暖房対応の品を選びましょう。

床暖房の使い方を見直そう

ほんの少し使い方を変えるだけで、床暖房の快適さはそのままに電気代を抑えられます。寒い季節に頼りになる床暖房、ぜひ節電を意識しながら上手に活用してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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