「和歌山むき」って知ってる?

みかんの皮をむくとき、少し凹んでいる「お尻側」からむき始める方は多いはず。もちろんこのやり方も間違いではないのですが、白い筋を取りたい方は違うむき方がおすすめです。
そのやり方は、「和歌山むき」と呼ばれる方法。みかんの産地として知られる和歌山県で親しまれている方法だそうです。
和歌山むきの特徴は、「早い・キレイ・衛生的」にむけること。そして、「アルベド」と呼ばれる白い筋も残りにくいです。
白い筋が残りにくい「みかんのむき方」
それではさっそく、「和歌山むき」でみかんの皮をむいていきましょう。
手順1.ヘタを下にしてみかんを持ちます

まず、みかんは“持つだけ”です。まだ皮はむきません。
手順2.みかんを半分にし、さらに4等分にします

みかんの中心(凹み)に親指の爪を入れ、半分に割りましょう。皮はついたままでOKです。

さらに半分に割り、みかんを4等分にします。このとき、みかんのヘタの部分は切り離さず、つながった状態にします。
手順3.ヘタ側から皮を外していきます

みかんの白い筋「アルベド」をキレイに取るには、ヘタ側からむくのがポイントです。アルベドが皮にくっついたまま引っ張られやすくなるので、太めの筋も自然とはがれてくれます。

「和歌山むき」をしたみかんはこの通り。手を汚さず、つるっとキレイにむけました。

一般的なむき方をしたみかんと比べると、白い筋が目に見えて少ないのが分かります。
ちなみに、アルベドには食物繊維のほか、ビタミンといった体にうれしい成分が含まれているため、食べても問題ありません。白い筋が気になる方や、手を汚さずにみかんを食べたい方は、ぜひ「和歌山むき」を試してみてください。
