いつもの「卵焼き」がもっとおいしくなる!卵にまぜるとフワッフワになる“意外な食材”とは

料理・グルメ

2024.06.16

簡単にできて人気の「卵焼き」は、作る機会の多い家庭料理だと思います。いつもの味もおいしいけれど、たまには趣向を変えた「だし巻き卵」はいかがでしょうか? あるものを1品加えるだけで誰でも簡単に”ふわふわのおいしいだし巻き卵”を作ることができる裏ワザをご紹介します。

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家庭でおいしい「だし巻き卵」を作る方法

だし巻き卵をフワッフワにするために入れる食材はなんと「お麩」。また、卵の混ぜ方もポイントですよ。

材料

・卵(М~L)……3個
・お麩……適量(片手でつかめる程度)

A
・白だし(市販のものでOK)……小さじ1
・薄口しょうゆ……小さじ1
・調理酒……小さじ1
・水……大さじ1

だし巻き卵画像

作り方

1.卵3個をボウルに割り入れます。

だし巻き卵画像

2.卵をとく前に、白身を細かく切ります。
菜箸で掴んで上に持ち上げる動作を繰り返して、大まかに切っていきます。

だし巻き卵画像

3.白身がだいたい切れたら、黄身もいっしょによく溶きほぐします。
菜箸を2~3cmの隙間をあけ、ほぼ平行になるように持ちます。
数字の「1」を描くようにして白身を切りながら、泡立たないように素早く混ぜます。

だし巻き卵画像

菜箸で卵液をすくったときに、白身がつかめないほど細かくなっていればOKです。

だし巻き卵画像

4.次に、お麩を手で細かくします。
大きな塊があると硬い食感が残ってしまうため、なるべく細かくなるようにつぶします。
うまく崩れない場合には、おろし金を使用しましょう。

だし巻き卵画像

5.卵液に、細かくなったお麩を投入して混ぜます。

だし巻き卵画像

6.Aの調味料を混ぜ、卵液に加えてさらに混ぜます。
これで「だし巻き卵の液」が完成しました。

だし巻き卵画像

7.焼いていきます。
フライパンに油(小さじ1)を入れて30秒ほど強火で熱し、中火に落としたら、6の液の3分の1から4分の1程度の量を入れます。
すぐにフライパンを傾けて、卵の液が全体に行き渡るようにします。

だし巻き卵画像

卵を箸で触ったり混ぜたりせず、フライパンを傾けても卵が動かなくなったタイミングで片側から巻き始めます。
空いたところにまた卵の液を流し入れ、フライパンを傾けて全体に行き渡らせたらまた固まる前に巻き始める……を、卵の液がなくなるまで繰り返します。

だし巻き卵画像

8.完成です!

だし巻き卵画像

つるんとしたきれいな「だし巻き卵」ができました。
焼き上がってすぐに切ると崩れやすいため、このまま5分ほど置いてから切り始めます

だし巻き卵画像

実際に作って食べてみたところ、お麩が入っているとは感じませんでした。
食感はふわふわながらも食べ応えがあり、だしもしっかり効いています。

技術は不要!おいしい「だし巻き卵」が完成

卵焼きは簡単なようでいて、中が半熟すぎたり、逆に焦げて隙間ができてしまったりと、上手にきれいに焼くのが難しいですよね。
しかしこの方法で作ると、フライパンに入れたときに菜箸で混ぜたりする必要がなく、「フライパンを傾けても卵液が動かなくなったら巻く」を繰り返すだけで、中身の詰まった見た目にもきれいなだし巻き卵を作ることができました。

卵液をしっかり混ぜたあとお麩を崩して混ぜるだけなので時間もかからず、お弁当にもおすすめですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てしながらライターをしています。夫の影響でアウトドア好きになり、今ではキャンプ歴も20年に!キャンプに関する情報や生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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