逆に高くなることも!「整理収納アドバイザー」が“100均で買わないと決めているもの”3つ

家のこと

2025.07.24

整理収納アドバイザーの三木ちなです。100円ショップは便利でつい立ち寄りたくなる場所。お手頃で使い勝手のいい商品が揃っていますが、買いすぎには注意すべきものもあるんです。ここでは、わたしが安易に購入しない「100均グッズ」を理由と合わせてご紹介します。

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1.つっぱり棒

突っ張り棒

デッドスペースを収納場所にしたり、壁面などに新たな収納をつくったり何かと便利な「つっぱり棒」。100均でお安く手に入るうえに、収納をかんたんに増やせることから、きっと愛用している方も少なくないはずです。
手軽に片付け・収納に取り組めるメリットがあるため、複数本まとめて買う人もいるのでは? もちろん整理収納アイテムとしては優秀なのですが、“処分”を考えると落とし穴もあります。
自治体によって異なりますが、長さ30~40cmを超えるものに関しては「粗大ゴミ」扱いになる地域がほとんど。つっぱり棒を処分するのに、買ったときの何倍もの処分費がかかる……というケースは珍しくありません。
短いつっぱり棒は家庭ゴミに出せますが、つっぱり棒と言えば長さのあるものが主流。そう考えると、「安いから」と安易に本数を増やすのはリスク大です。

2.いす

いす

100均でも、折りたたみやキッズ用のいすを取り扱っています。100円商品ではなくとも、価格は300~500円程度とリーズナブルなものが多く、つい手が伸びる価格です。
しかし、いすも安易に買うのは要注意! 形状や大きさによっては、捨てる際に有料の粗大ゴミで出す必要がある場合があります。
また、わたしの経験上、100均のいすは壊れやすいです。壊れては処分……を繰り返し、そのたびに処分費用がかかるのも考えもの。
100均だからダメというわけではありませんが、いすのように体重を支えるうえに長く使うアイテムに関しては、多少高くても耐久性のあるものを選ぼうと決めています。

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3.ワイヤーネット

100均のワイヤーネット

100均のワイヤーネットは、幅広い収納に変身する便利グッズ。ポールや留め具で組み立ててラックにしたり、つっぱり棒と組み合わせて壁面収納としても使えます。

ペット用の通せんぼとして使用している様子

わたしも、ペット用の簡易的な通せんぼとして愛用中です。これだけ使い勝手がよくても、やはり捨てるときのことを考えるとデメリットもあります。
サイズが大きいと、家庭ゴミに出すのはむずかしいため、枚数をむやみに増やすのはおすすめできません。

買ったあとの“コスト”まで想像して選ぼう!

100均は一種のテーマパークのような場所。「100円だから」と油断してしまうと、買いもののブレーキがゆるんであれもこれも買ってしまいます。
しかし、どんなに便利でお手頃でも、捨てるときのことまで考えることが大事です。処分するときに後悔しないよう、処分するときのコストについても考えてから購入しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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