「片付けはいつもわたし……。」家族みんなで片付けられる“仕組みづくり”とは

家のこと

 「片付けはいつもわたし……。」家族みんなで片付けられる“仕組みづくり”とは

2023.05.08

鹿児島でお片付けのサポートを中心に活動しています、整理収納アドバイザーの露重和子です。片付けができずにお悩みの方にお話を伺っていると「どうして私ばっかり」「なんで家族は片付けてくれないんだろう」と、孤独に片付けを頑張って、しんどく感じていらっしゃる方が多いと感じます。家族に片付けてもらうには、家族みんなが「分かりやすい」収納の仕組みづくりが必須です。片付けの意識が低い人でも、分かりやすい収納の仕組みにするためのポイントをご紹介します。参考にしていただけると嬉しいです。

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もくじ

片付けのハードルを下げよう
アクション数を減らす
掛けるだけ
使う場所に使うモノを収納する
ラベリングで収納場所を家族にわかりやすい状態にする

片付けのハードルを下げよう

雑誌やSNSで見かける素敵な収納を目指して、片付けが複雑になっていませんか? 白いケースが揃っているきれいな収納や、インテリア性の高い収納は見栄えがよく、気持ちがよいですが、片付けの意識が低い人にとっては、複雑で面倒に感じるかもしれません。家族にも片付けてもらうには、片付けの意識が低い人でも片付けやすい、簡単でラクに片付けられる分かりやすい仕組みを作ることが大切です。まずは、片付けのハードルを下げて、片付いている空間で過ごす快適さを感じてもらうことに集中することからスタートして、片付けの意識を少しずつ上げていきましょう。

アクション数を減らす

オープン収納

扉を開けたり、フタを開けたりと、モノを元の場所に戻す際の動作が多いと、片付けはたちまち面倒になり、ついモノを置きっぱなしにしてしまいがちに……。モノを元に戻す動作は、できるだけアクション数を減らして、片付けのハードルを下げましょう。疲れていても片付けられるような仕組みを作ることを意識してみてください。

掛けるだけ

片付けられない

フックに掛けるだけの簡単で分かりやすい収納なら、片付けの意識が低い人でも、モノを元の場所に戻す動作をラクに行えます。掛けるだけの収納は、片手で行えるので片付けのハードルも下がります。使用頻度の高いモノこそ、片付けのハードルを下げて家族に片付けを習慣化してもらいましょう。

使う場所に使うモノを収納する

片付けられない

使ったモノを元に戻す際、戻す場所が遠いと戻す動作が面倒で、その辺に置きっぱなしにしてしまいがちです。使う場所の近くで分かりやすい場所に、使うモノを収納すると戻す動作をスムーズに行えます。戻す場所を決めるときは、できるだけ“使う場所の近くで分かりやすい場所か?”という視点で決めましょう。

ラベリングで収納場所を家族にわかりやすい状態にする

ラベリング

片付けのハードルを下げて、収納する場所を決めたら、ラベリングをして収納場所を家族に分かりやい状態で、共有しましょう。どこに何をしまっているかラベリングしておくことで、家族も片付けやすくなりますし、片付けの意識を上げることができます。また、収納ケースを透明にするといった、収納の中身が分かるようにしておく方法も有効です。

「どうして私ばっかり……」と孤独に片付けを頑張るのは、しんどくて長続きしません。まじめな人ほど、片付けを頑張りすぎてしまう傾向があるので、まずは完璧を求めず、片付けのハードルを下げて、片付いている空間で過ごす快適さを家族に感じてもらうことから、はじめてみてくださいね。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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