もう大量のお湯でぐつぐつ茹でない。シャキシャキ食感を活かす「スナップエンドウのおいしい茹で方」

料理・グルメ

 もう大量のお湯でぐつぐつ茹でない。シャキシャキ食感を活かす「スナップエンドウのおいしい茹で方」

2023.05.16

自然食料理研家でヨガ講師の山田 直です。今回は、今が旬のスナップエンドウの食感を活かした茹で方とおすすめの食べ方をご紹介いたします。

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もくじ

食感がおいしい、旬のスナップエンドウ
シャキシャキ感を活かした茹で方
下ごしらえ
おすすめのおいしい食べ方

食感がおいしい、旬のスナップエンドウ

スナップエンドウ

柔らかくぷりっと肉厚なさやと、甘味がある豆の両方を贅沢に食べる春から初夏が旬のスナップエンドウ。ネットに絡みながらつるを広げ、白い可愛い花から実をつけて、それを「手で摘む(snap)」ことが名前の由来だそうです。

その見た目通り、たんぱく質、カロテン、ビタミンC、B1などが豊富で、春に必要な栄養がたっぷりと詰まってますね。筆者も大好きな春野菜の一つです。

今回は、その食感を活かした優しい茹で方と、おすすめの食べ方をご紹介いたします。

シャキシャキ感を活かした茹で方

スナップエンドウはシャキシャキとした食感がいのち。それを活かすため、ぐつぐつと激しくではなく、ていねいに優しく茹でていきましょう。

下ごしらえ

側面にある筋を取ってから下茹でをします。

1. スナップエンドウの先端を切り落としながら

カット1

2. 一緒に側面の筋を引っ張って取ります。反対側も同様に取りましょう。

カット2

3. 小鍋や小さいフライパンに、スナップエンドウがかぶるくらいのお湯を沸かし、塩小さじ1/2程度を入れ、1分半〜2分程度、ときどきヘラで沈めたりしながら茹でていきます。

茹で方

<茹で方のポイント!>
スナップエンドウを入れて再沸騰してきたら、ぷつぷつと泡が立つくらいの優しい弱火にします。ぐらぐらと沸騰しているままだと細胞が必要以上に壊れ、シャキシャキの食感が失われてしまいます。栄養のロスも大きくなります。

4.  茹で終わったらザルにあげ、冷まします。冷蔵庫で保存すれば、3日くらいはおいしい状態で食べれます。
茹で上がり

切った断面はキリッと立っていて、みずみずしい感じの仕上がりに。

断面

おすすめのおいしい食べ方

焼き

下茹でしたスナップエンドウはそのままでもおいしく頂けますが、軽く表面を焼くことで余分な水分が飛び、甘味が増します。
マヨネーズや油との相性もいいですね。

ポテサラ

また、シンプルなポテトサラダにざく切りにして入れるのもおすすめ。きゅうりのようなシャキシャキ食感と柔らかいマッシュのコントラストに箸が進む一品です。

今しかない旬の味覚と食感を、ぜひ味わってみてください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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