「片方の靴下」はもう探さない。洗濯時のストレスが激減する“たった一つのこと”

家のこと

 「片方の靴下」はもう探さない。洗濯時のストレスが激減する“たった一つのこと”

2023.06.06

「片方の靴下」をいつも探していませんか? 家族の靴下がいつもなくなる、家族から「この靴下の片方はどこ?」とよく聞かれる方は、ストレスを減らすシンプルな解決策があります。今回は「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さんに、洗濯時のストレスを減らすアイデアについて教えてもらいました。

広告

「靴下神経衰弱」は、この方法で解決する!

靴下出典:stock.adobe.com

家族の通勤用・通学用の靴下の管理を面倒に感じることはないでしょうか。洗濯ものを溜めてしまうと、まるで神経衰弱をするように“靴下のペア”を探すのが大変ですよね。

小さくて他のものに隠れやすい靴下は、洗濯ものの中でもとくに管理が面倒なアイテム。
私も洗濯の度に、片方がなくて探したり、たくさん集めた中から神経衰弱のようにペアを探したりしていました。でも、これってものすごくむだな時間なのでは? と思うように。

この悩みは、意識して「買い替え」をすることで解決します。一気にやるとお金がかかるので、衣替えのタイミングや、子どもの成長したタイミングで少しずつ進めていくことをおすすめします。

同じ靴下で揃えたらとても快適に

すべて統一したらとってもラクです

わが家の3歳息子は、機関車、それもデゴイチ(D-51)と呼ばれる車種が大好きです。

デゴイチの靴下を見つけたので買ってみたら、それまで持っていたほかの靴下を履きたがらなくなり、5日分のデゴイチ靴下を購入しました。

これが思わぬ時短に! すべて同じデザインだから、もう片方がすぐに見つかります。もちろん、行方不明になって片方だけ残ってしまうこともありますが、なくなるのは1つだけなので、さまざまな靴下を持っていたときのように「片方だけの靴下」が量産されることはありませんでした。

一番危険なのは「似た靴下」を集めること

もっともプチストレスが溜まったのは「似た靴下」でした。

  • まったく同じ靴下で、刺繍のデザインだけが違うもの
  • 一見すると同じ靴下に見えるけれど、よく見ると網目の幅や色が微妙に違うもの
  • 同デザインの色違いがセット売りされていたもの

こういったものは間違いなく“神経衰弱”につながります。

似た靴下を集めたり、「色ち買い」するのではなく、まったく同じ色・デザインのものをまとめて買っておく。これがポイントです。

家族ごとの「MYカラー」を持つとさらに効率UP

また、家族全員で同じ色の靴下を使っていたときもプチストレスがありました。年の近い姉弟に同じ色の靴下を用意しておいたら、広げて刺繍部分を確認するまでどちらのものかわかりませんでした。

もし家族の理解が得られるなら、家族ごとに「MYカラー」を設定すると良さそうです。わが家ではパパがネイビー、息子が黒、娘が白の靴下を好むので、衣替えのたびに少しずつ買い替えを進めています。次は娘の靴下を買い替え予定。

同じ靴下をまとめて買っておく。これが最大のポイントです。私のように靴下に時間を取られていた方は、ぜひ衣替えのタイミングで少しずつ買い揃えてみてはいかがでしょうか?

広告

著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る